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【最強コスパWEB集客】コストを抑えながら成果を出すコツ

2024年04月17日(水) 最終更新日:2024年04月22日(月) WEB集客の基本

自社商品やサービスに興味を持ってもらう施策として、インターネットを利用したWEB集客を活用する企業は多くあります。ただWEB集客を導入したものの、「自社に適した方法なのだろうか」「どの程度売上や利益に貢献しているのだろう」とお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は「コストパフォーマンス」面にフォーカスした効率的なWEB集客の方法について解説します。

なお具体的なWEB集客の手法について知りたい方は、WEB集客の流れを解説!戦略の考え方から手法、それぞれの特徴までをご覧ください。

「コスパよくWEB集客したい」というお悩みはありませんか?

WEB集客は、潜在顧客や見込み顧客を獲得する上で重要なマーケティング手法です。ただし、ホームページを制作すればすぐに効果が得られるわけではありません。ターゲットを定め、コンテンツのニーズを定めるなど自社に適した戦略を策定し進めていくのが大前提です。SEO対策やWEB広告、SNSまでさまざまな手法、施策を行い、しっかりとPDCAを回していかなければ成果は得られないのが実情です。専門的な知識も必要不可欠になります。

とはいえ、日々の業務もある中、かけられる予算にも限りがあります。「コスパよくWEB集客したいものの、なかなか難しい…」という声が聞かれるのも、無理のないことですよね。

WEB集客における「コスパ」とは?

では、WEB集客を行う際の「コスパがいい」とはどのような意味を持つのでしょうか。まず挙げられるのが「費用対効果」が高いということ。施策にかけた費用(コスト)に対し、得られた効果が高い状態を言います。また、業務にかけた工数が成果に見合っているかどうかを示す「工数対効果」でも見ることができます。

かけた費用や工数に対し、どれだけの利益があったのかを示す具体的な指標が「投資対利益率」(ROI)です。Return On Investmentの略で、ROI(%)=利益÷投資額×100で計算します。

投資対利益率は100%以上を目指す

行った施策の効果を示すROIの数値が高ければ高いほど「コスパがいい」状態と言えます。ただし、ROIは100%で差し引きゼロを意味します。100%を下回るとWEB集客は「赤字」ということです。わかりやすい数字を当てはめて考えてみましょう。

(例)ある月のサービスの売上は100万円だった。ただし施策に50万円投資し、純利益が20万だった場合。20万÷50万×100=40%
※100%を下回っているので、費用対効果が出ているとはいえない

このように、WEB集客で最強のコスパを得るためには、ROIの最大化を目指さなくてはなりません。投資対利益率を上げる方法を計算式からシンプルに考えた場合が挙げられます。

  1. 1.純利益を上げる(売上アップや原価などのコストを下げる)
  2. 2.施策にかける費用削減(コストダウン)

利益を上げるためにWEB集客をしているため、まずは2.を検討してみる必要があります。

コストを下げてクオリティを上げる

施策の「コストダウン」を図ることが、ROIを高め、コスパの良いWEB集客につながるとお伝えしました。コストダウンは重要ですが、ホームページ(HP)のクオリティが下がっては本末転倒です。コストダウンとクオリティ維持の両立は難しく、WEB集客における大きな課題でもあります。

WEB集客で最も重要なのは、顧客からの問い合わせを獲得できるようなHPにすることです。それ以外の部分、例えばHPのデザインやおしゃれさにこだわるなど、必要以上にコストをかけている部分はありませんか?もちろん、デザインや体裁も大切ですが、肝心の商品、サービスへのアクセスが得られないのであれば「無駄なコスト」になってしまいます。自社にとって何が大事なのかの「質」を見極め、必要な部分にコストをかけるべく再検討することをおすすめします。

WEB集客でコスパを重視する際に見直すこと3選

コスパを優先したWEB集客では、次の3つの点に留意することが重要です。ここからはあらためて見直すべきWEB集客のポイントを順に解説していきます。

(1)費用の見直し

コスパよくWEB集客を進めていくためには、費用の見直しが必要です。どのような部分に費用がかかり、結果的にROIを低下させてしまっているのでしょうか。また自社が優先して費用をかける項目はどの部分になるのかを再検討して見直しましょう。WEB集客において再検討すべきコストと見直し方は次の通りです。

原価を見直して投資額を下げる

WEB集客でコスパを重視するなら、まずは原価を見直します。今、自社のホームページにかかっているコストは適正ですか。原価がかかっている原因には、以下の2点が考えられます。

  1. 1. HPそのものにかかるイニシャルコスト
  2. 2. HPのランニングコスト

1つ目は、HPにかかった初期投資、初期費用を言います。サービスや商品に合わせてニーズを探り、必要な機能、サービスを取捨選択するなどの準備が必要です。その上で予算を決め、複数の業者から相見積もりを取るのが大前提です。また、WEB担当者を用意すれば人件費もかかります。費用対効果の視点から、どこまでコストをかけるかをよく考えなければなりません

2つ目は運用管理費などのHP維持にかかるコストです。HPをただ制作するのではなく、公開後にどのようなサービスが必要になるのか、どの部分を依頼するのかを吟味することがコストダウンにもつながります。

ホームページの広告宣伝費を下げる

コスパを優先したWEB集客では、HPにかかる広告宣伝費の見直しも重要です。WEB集客に効果のある広告にはさまざまな課金方法があります。例えばユーザーのクリックで費用が発生するPPC広告(Google、Yahoo!など)や有料広告(楽天、Yahoo!など)などの方法が該当します。それらの広告に多額のコストをかければ、一定の注目を集めることは可能でしょう。しかしクリック数が増えても、実際の商品やサービスの売上につながらないケースも多々存在します。

ただコストをかけるのではなく、売上と効果のバランスを考慮し、自社に適したROIを高めるための広告を検討するのがおすすめです。

リスティング広告などの広告戦略については次の記事も参考にしてください。

(2)戦略・目標の見直し

WEB集客における現状を再考するのも大切です。集客のターゲットや目指すゴールをより具体的に定め、修正することで利益やコストも変動します。単に売上アップだけでなく、受注数を増やすなど明確な目標を定めたほうが集客につながる可能性もあります。WEB集客でのコスパを高めるには、自社に適した設定、戦略を練るなどの対策を再構築していきましょう。

WEB集客の戦略の立て方については、WEB集客とは?戦略から具体的な方法まで徹底解説!でより具体的に解説しています。

(3)ホームページのデザイン

デザインに凝ったホームページは見栄えが良く、宣伝効果も高いと考える方は多いです。商品やサービスによっては、デザインのよさが効果につながる場合もあります。ただし、シンプルで見やすく、正確な情報を得られるHPを求めるユーザーも少なくありません。フォントの大きさなどUX、またUIの質を優先したHPであれば、問い合わせにつながる率も高くなるはずです。コスパの良さを重視したWEB集客を行うのであれば、ホームページのデザインの見直しも大きなポイントになります。

コスパよくWEB集客を行い成果を上げるためにできること

WEB集客におけるコスパを高め、最強の成果を上げるための方法にはどのようなものがあるのでしょうか。代表的な2つの方法をご紹介します。

(1)自社でWEB集客を行う

自社でWEB集客を行うのも一案ではあります。自分たちの強み、売りを把握しているため、内製化できればコストをかけなくても済みます。とはいえ、SEO対策など集客方法も多岐にわたり、効率的に運用するためには専門的な視点も不可欠です。ターゲットを定め、競合調査などを行うなど戦略的なWEB集客を展開する場合には、実績やノウハウが求められます。

さらに時間的・人的リソースも用意しておかなければなりません。施策は一度きりでなく、効果を測定し別途すすめていくなど運用面での対策が必要です。コスパよくWEB集客を進めるためには、最初からプロに依頼することを検討するのも一つの手です。

(2)WEB集客のプロに外注する

WEB集客には多種多様な方法があり、それぞれの効果測定には専門的な知識も求められます。「自社でWEB集客を目的としたHP制作や広告運用を手がけるのは難しい」と悩んでしまうのは当然のことです。そもそも、WEB集客に関わる人材を育てるには時間を要するもの。思いきって、最初からプロに外注することをおすすめします。

リサーチやデータ分析などのマーケティング戦略におけるノウハウ、実績を持つ専門業者であれば、安心して業務を一任できます。自社の強みや弱みも明確になり、その活かし方や改善方法のアドバイスを得ることも可能になります。加えて自社に適した的確なアドバイスのもと、スムーズに作業を進めてくれるため、成果につながりやすいのも利点です。商品開発や営業など本業に集中して取り組めることも大きなメリットと言えます。

WEB集客を外部に依頼した場合のコスト

WEB集客を外部に依頼する場合、コストや費用相場が気になるところです。費用は施策の手法やサービス内容によって異なります。「SEO対策」「インターネット広告」「WEBコンサルティング」の3つの施策・サービスの観点から、費用相場を簡単にまとめてみました。

  • SEO対策
    サイトのアクセス数や順位などのデータ分析を行うなどのベーシックな施策が最低ライン。コンサル料金が含まれる業者も。予算は月額10~15万円。加えてWEB集客の効果を高めるため、コンサルティングや改善案の立案プラス月数件のコンテンツ制作で20万円〜。かなり充実した施策を行い、ボリュームアップにも対応、コンテンツ作成やサイト改善などを含めるなら30万円〜。
  • インターネット広告
    キーワードに連動して表示されるリスティング広告やディスプレイ広告まで種類はさまざま。広告を出稿するキーワード次第で費用が上下する。高い効果を出すためには、毎月20〜50万円ほどのしっかりと予算を見ておかなければならない
  • WEBコンサルティング
    WEB集客に関するコンサルティングは、スポットと月額継続(サブスクリプション)など契約形態で金額に差がある。上記SEO対策にコンサル費用が含まれる場合も。
    コンサルティング会社(中小企業向け):スポット10~30万円、継続(月額)20~60万円
    フリーコンサルタント:スポット3〜10万円、継続(月額)5〜30万円

WEB集客代行サービスの選び方のポイント

コスパの良いWEB集客を代行サービスに外注する場合、まず「WEBマーケティング」全般のノウハウ、実績を持った会社を探しましょう。WEBマーケティング全般に通じている業者なら、WEB集客でもさまざまな手法を提案してくれます。同様に、業者自身がオウンドメディアを運用し、成果を得ているかも確認します。

また自社が直面する課題に向き合った実績を持つ業者のほうが、具体的かつ実例に沿った対応が期待できるでしょう。加えて実務面だけでなく、コミュニケーションなどの対応力も見極める必要があります。自社のWEB集客において目的や思いを伝え、より適切なサポートを期待するのであれば、意思疎通のできる業者を選ぶことが鍵となります。

施策の提案だけでなくきっちりと実行してくれるのかどうかもチェックすることをおすすめします。例えばSEO対策であれば、自社の強みや魅力を理解し、競合と差別化してニーズに適したサービスを行ってくれるかなども重要なポイントです。

さらに詳しい業者選びの注意点はWEB集客をコンサルへ依頼する際にここだけは抑えたい、失敗しないポイントをご覧ください。

この記事のまとめ

WEB集客は、売上や集客に大きく貢献するマーケティング戦略です。一方用いた費用、かけた工数に見合うだけの利益を得るコスパがよいWEB集客を行うには、ROI(投資対利益率)を100以上にすることを目指さなくてはなりません。コストを抑え、質の高いWEB集客を実現するには、自社の強みやニーズをおさえ、戦略を持った施策を行う必要があります。

業種を問わない豊富な実績で中小~中堅企業に特化したWEB集客を手がけるCMSproは、企画から運用まで一社で完結するトータルサポートが強みです。HPの制作・運用では個別に担当スタッフがつき、貴社のWEBからの売上を最大化させることを目標に、きめ細やかなサービスでお悩みにお応えしています。WEBマーケティングに関してお困りなら、どんなことでもお気軽にご相談ください。

谷口 翔太

監修者谷口 翔太リンヤ株式会社 代表取締役

2007年「リンヤ株式会社」を創業。WEBマーケティング歴16年。草創期より一貫してWEBマーケティング の専門家として、多くの企業の収益向上に貢献。これまでに手がけた企業は2902社。豊富な経験を活かし、SEO対策を中心とした効果的なWEB施策により集客最大化を図る。HP制作から運用まで顧客企業をトータルでサポートしている。

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