
WEB集客に本気で取り組むとなったとき、効果的なWEBコンサルをしてくれる人を探す必要があります。ただ、選ぶ際には注意すべき点も存在します。この記事では、費用対効果の高いWEBコンサルの見つけ方や選び方についてお伝えします!
目次
- 1.WEBコンサルとは?~事業のWEB集客を加速させるパートナー~
- 2.WEBコンサル業者の選び方
- 3.WEBコンサルサービス費用相場
- 4.WEBコンサルサービス乗換えステップまとめ
- 既存業者の解約
- 新業者の申込
WEBコンサルとは?~事業のWEB集客を加速させるパートナー~
提案はしてくれるけど、なかなか実行に移してくれない。営業ばかりしてくるけど具体的には何もしてくれない。
もし、WEBコンサル業者にこんなイメージがあるのなら、考え直してみたほうがいいかもしれません。しっかりとしたWEBコンサルを行なっている会社は、提案はもちろん、ちゃんと施策も実行してくれます。
WEB集客には主に検索順位のアップを目指すSEOと、リスティング広告やプラットフォーム広告(Amazonなど)、SNS広告などのWEB広告、FacebookやInstagram、TwitterなどのSNSの3つがあります。ホームページを作成するだけではなく、これらの施策を行なってはじめて成果が出るのです。
とりわけSEOとWEB広告はWEBマーケティングの王道と言えます。両方をコンサルしてくれる会社も少なくありません。両者は密接に関係しているので、別々の会社に依頼するよりは同じ会社に両方依頼したほうが得策です。
WEBコンサル業者の役割は、こうした施策の中から優先順位をつけてお客さまのビジネスモデルや状況に合ったものを提案し、しっかりと実行し、最適化しながら結果を出していくことです。逆に言えば提案や営業だけして施策は全く行わない、成果が出せていないなら、コンサル会社の役割を果たしていないと言えます。
特に重要なSEOとWEB広告におけるコンサル会社の役割について、それぞれご説明していきます。
WEBコンサルは何をしてくれる?~SEO対策編~
SEOは自社のサイトをGoogleなどの検索結果の上位に表示させるための施策です。検索順位が上がれば上がるほどアクセスは増えますが、SEO対策を行なったからといってすぐに順位が上がるわけではありません。
数ヶ月から数年もの時間をかけて、改善を積み重ねながら徐々に順位を上げていきます。
SEOで重要なのは「分析」「提案」「実行」「評価(再分析)」「改善(提案~実行)」というフローです。
まずはお客さまのターゲットユーザー、事業内容、競合他社、サイトの構造、サイトの使いやすさなどを、ツールやデスクリサーチなどで分析します。その結果、お客さまのサイトが抱えられている課題を洗い出し、インパクトの大きい施策をスケジュールも含めて提案します。
お客さまの合意が得られて方向性が決まったら、いよいよ施策実行です。サイトへの反映対応を行います。その後、実行した施策が成功したのか?失敗したのか?データに基づき評価を行います。評価があまり芳しくなければ、要因を分析し、改善策を提案して実行。評価が良ければ、さらなる結果を目指して新しい施策を提案し、実行していきます。
コラムの追加や問い合わせフォームの改善など、さまざまな施策を実行しては評価し、また施策を考えて実行する。ビジネスではPDCAを回すことが大切ですが、SEOはまさにPDCAを繰り返していく世界であり、これを行なっていくのがWEBコンサルの役割なのです。
必要に応じてWEBにとどまらず、お客さまの事業や業務に関する提案(ユーザーとの商談をオンライン化するなど)をすることもあります。
SEO対策業者の料金相場と料金毎の具体的な施策の内容を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
【料金別】SEO対策会社が行う施策の具体例~SEO対策会社の実態と選び方~
WEBコンサルは何をしてくれる?~WEB広告編~
WEB広告でコンサル会社が担う役割は大きく分けて「分析」「広告作成」「広告運用」の3つです。
まずはSEOと同じく、お客さまの事業内容、ターゲットユーザー、競合他社などを分析します。
その結果をもとに、広告ツールを使って配信する広告を作成し、設定を行います。リスティング広告はユーザーが特定のキーワードで検索した際に表示される検索結果画面に出るため、見込み客が検索するであろうキーワードについても綿密に調査を行い、広告を設定していきます。広告の内容についても、キーワードに合わせてなおかつターゲットに“刺さる”ように訴求内容を精査して作成していきます。
広告が配信されるようになったら広告運用フェーズに入ります。配信地域や時間の設定、広告のABテストなどを行い、費用対効果の向上を目指します。SEOと同様に配信結果を確認しながら施策を評価し、さらに改善を繰り返していくのです。また、トレンドに合わせた広告の改良や設定の変更なども柔軟に行なっていきます。
やはりWEB広告に関してもPDCAを回していくことが重要であり、提案しっぱなし、広告を配信しっぱなしではコンサル業者としての役割を果たしているとは言えません。
WEBコンサル業者の選び方
SEOであれWEB広告であれ、WEBコンサル業者を選ぶにあたって共通する大切なポイントは利用者の目線に立っているかどうかです。
単に集客するだけでなく客質の向上まで考えて対応してくれる、自社への理解を深めてくれる、社会情勢の変化を捉えて先回りした提案をしてくれる会社であれば、成果が出やすくなります。
それを見抜くためには密な打ち合わせややりとりをしてくれるか、関係を構築できるよう努めてくれるか、寄り添ってくれるかを見ていきましょう。問い合わせをする前でも、ホームページの実績や評判、サービスポリシーなどからある程度、その会社のスタンスを確認することができます。
このような前提の上で、SEO業者とWEB広告業者を選ぶポイントをそれぞれ解説します。
【SEO業者の選び方】アクセス増加ではなく集客に結び付くかどうか

SEO業者を選ぶ上で重要なのは「サイトへのアクセス増だけ」がゴールになっていないことです。
もちろん、サイトにアクセスが増えるのは喜ばしいことですが、受注につながらない、あるいは客質が下がってしまって成果が出ないのであれば意味がありません。「上質な集客を高める」というゴールを主眼においている会社を選びましょう。
そのためにも、連携を取ってくれる体制が十分か?を確認しましょう。可能であれば問い合わせや申し込み、業界の動向についてアンテナを張ってくれている方を担当者に選任するか、打ち合わせに同席してもらうといいかもしれません。
さまざまな要望や質問を投げかけることで、提案だけの業者なのか、提案も実行もしてくれる業者なのかが見えてきます。
【WEB広告業者の選び方】出稿だけでなく改善まで行うかどうか

WEB広告で重要なのは結果です。
ただ広告を垂れ流すだけでは、やはり優良な見込み客を集めることはできません。広告を配信しているのにも関わらず結果の報告がない、あっても見方がよくわからないレポートだけを送ってくるような業者は要注意です。広告の配信結果がはっきりとわかるレポートを送ってくれて、かつ定期的に打ち合わせをしてくれる業者を選びましょう。
また、自社の体制も重要です。WEB広告の配信を依頼したら業者に丸投げするのではなく、レポートや打ち合わせで逐一状況を確認し、方向性をすり合わせられるような体制を構築しましょう。
WEBコンサルサービス費用相場
WEBコンサルサービスの費用は月額制であることがほとんどです。金額はピンキリで月十数万円という比較的安価な料金設定の会社もあれば、月数十万~百万円の会社もあります。
どこまでやってくれるかにもよって料金が変わるので一概には言えませんが、WEBコンサルサービスにも相場があって、そこから極端にかけ離れていない業者を選べば間違いがありません。
一般的なSEO業者、WEB広告業者それぞれの相場について解説しますので、ぜひ費用感を把握しておいてください。
SEO業者のサービス相場

SEOの場合は15万円が最低ラインと言えます。これくらいの料金を設定している業者でもサイトへのアクセス状況や検索結果画面での順位などの情報を分析して施策を提案してくれるのですが、ページの作成やサイトの改良などの実行は別料金になっているケースが多いです。
20万円の価格帯であればサイトの解析や施策の提案に加え、実行に関しても追加料金無しで行なってくれる業者が多くなってきます。ただし、上限が決められている、作業によっては追加料金が必要になるなど、若干制約があるかもしれません。
30万円以上の価格帯であれば施策の提案も実行も行なってくれる、満足度が高いコンサルサービスが受けられる可能性が高いです。しっかりと寄り添ってくれて、能動的にPDCAを回してくれるでしょう。
費用相場としてはしっかりと集客したいのであれば30万円、安くても20万円くらいになります。
こちらのページでは予算別にコンサルサービスの内容を比較しています。SEO業者を探されているならご一読ください。
WEB広告業者のサービス相場

WEB広告、特にリスティング広告の運用手数料は広告費の20%が相場です。たとえば広告費が50万円なら手数料は10万円、100万円なら20万円になります。広告費は実費負担となりますので、広告費が50万円なら手数料10万円をプラスして60万円をコンサル業者に支払い(コンサル業者が広告費の支払も行う場合)ます。
また、広告費が少ない場合(20万円以下)は、運用手数料が固定料金になっている会社も少なくありません。最低1万円~20万円と幅があります。たとえば広告費が10万円なのに手数料が20万円もかかってしまうのは考えものです。広告費が少額の場合は、手数料が固定かどうか確認するようにしましょう。
WEBコンサルサービス乗換えステップまとめ

WEBコンサルサービスを利用しているけどなかなか成果が出ないというのであれば乗り換えも検討してみましょう。今までの付き合いや関係性もあるかもしれませんが、大切なのは集客という結果。会社の売上を確保するためには決断も必要です。
ここからはWEBコンサルサービスの乗り換えのポイントをお伝えします。以下のようなことを意識していただければ、2週間くらいでスムーズに新しい業者に依頼することができます。
既存業者の解約

まずは既存業者に解約を申請しましょう。当然ながら解約の手続きや規則は会社によって異なるので、担当者に方法やサービスの終了期間、支払いなどを確認してください。
サイトの管理(サーバーやドメインなど)を依頼しているのであれば、その移管も依頼しましょう。また、サイト情報(WordPressのログイン情報やFTP情報、Googleアナリティクスの管理方法、各種タグの管理状況)なども確認し、自社で行うか新しい業者に引き継ぎましょう。
新規業者の申込

今後依頼する業者が決まっているのであれば、既存業者の解約手続きと同時に申し込み手続きを行なっておくとスムーズです。初回打ち合わせで事業内容やWEB集客に関する課題点などを担当者に伝えます。
また、既存業者から聞いたサイト管理情報やログイン情報なども共有します。そのうえで、どこまで管理してくれるのかを確認してみましょう。
費用対効果の高いWEBコンサル会社とは
提案だけして施策を実行してくれないWEBコンサル業者は費用対効果が高いとは言えません。若干月々の料金が高額になったとしても、しっかりと施策を実行し、効果を評価し、改善をしてくれる、PDCAを回す業者に依頼したほうが費用対効果は高くなります。WEB集客を最大化させるためにも、しっかりと自社に寄り添い、密に連携ができる体制と寄り添ってくれる姿勢がある会社を選びましょう。
CMSproならSEOもWEB広告も、提案から実行、改善に至るまで、すべてのプロセスを大切にし、成果につなげます。お客さまと密に打ち合わせを行い、寄り添いながら集客の最大化に貢献します。
信頼できるWEBコンサル業者をお探しなら、イマイチWEB集客で成果が出ていないと感じるなら、私たちにご相談ください。