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【2022年版】SEO対策とは?~自社でもできるSEO対策~

2022年04月22日(金)WEB集客の基本

ホームページの運用やマーケティングに携わっていると、多かれ少なかれ「SEO」という言葉を耳にする機会があります。どれだけSEO対策をしているかどうかが、集客の成否を分ける鍵です。

今回は企業のWebやマーケティング担当者、あるいは経営者が最低限押さえておきたいSEOの基礎知識や実施する意義、そして具体的なSEO対策の方法まで体系的に解説します。この記事を読んでいただければ、SEOについての理解が深まり、自社のWebマーケティングにおける現状分析や今後の方針、施策案が考えられるようになります。

1.SEO対策とは?

2.事業別SEO対策の向き不向き

3.自社でもできるSEO対策~SEO対策を4つの種類毎にご紹介~

4.自社で最低限やっておきたいSEO対策まとめ

5.無料で使えるSEO関連ツール

6.SEO対策の注意点~やってはいけないSEO~

7.SEO対策を外注する場合

8.まとめ

1.SEO対策とは?

SEOはWebマーケティングの王道であり、見込み客を自社サイトに誘導し、問い合わせを獲得するためには必須の手法です。何十万、何百万とあるサイトの中で検索エンジンの上位に表示されているようなサイトは間違いなくある程度のリソースを割いてSEO対策を行っています。

まずはSEO対策の基本的な考え方について見ていきましょう。

(1)これだけは理解しよう!SEOの定義とその本質

SEOとは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略。一言で言ってしまえば、「検索エンジンの上位にサイトを表示させる」手法のことです。

我々はネットで検索して情報を収集します。多くの人は手っ取り早く目的の答えを見つけるため、検索エンジンの上位に表示されたサイトをクリックして訪問します。上位に表示されているほど、サイトへの訪問者が多くなるのはデータで明らかとなっています。 つまり、自社のサイトが検索結果画面に上位表示されていれば、多くの人に見てもらい、見込み客を増やすことが可能です。

逆に言えば、SEO対策を行わなければせっかくホームページを作ったとしても、見てもらえる機会すらありません。

SEO対策の仕組み

GoogleやYahoo!といった検索エンジンは「ロボット」が検索されたキーワードに対して答えとなるようなサイトを選んで表示させています。たとえば、「ラーメン屋 東京 港区」と検索すれば、東京都港区にあるラーメン店のサイトや港区のラーメン店の情報が掲載されたサイトが上位に表示されるはずです。

SEOは自社のサイトが検索されたキーワードに対して適切な情報が掲載されていることを検索エンジンのロボットに教えてあげる施策と言えます。港区のラーメン店が「ラーメン屋 東京 港区」という検索キーワードに対してSEO対策を行えば、検索エンジンのロボットが「港区のラーメン屋ならここ!」と自社のサイトを上位に表示してユーザーにおすすめしてくれるのです。

SEO対策で配慮すべきたった2つのポイント

SEOと聞くと「難しそう」と思われるかもしれませんが、考えるべきことはシンプルで以下の2つのみです。

1つ目は「ユーザーに有益な情報を伝える」ということです。上位表示されていてもサイト内に自分が抱いている疑問の答えになるような内容、有益な情報が含まれていないとなると、せっかくユーザーがサイトを見に来てくれたとしてもすぐに離れてしまいます。

サイトの導線やデザイン、コンテンツの内容などサイトの”表側の部分”を改善し、いかにユーザーにとって「わかりやすい」「見やすい」と思ってもらうかが鍵です。まずはサイトを見る人の気持ちになって考えてみましょう。

2つ目は「ロボットに自社サイトの存在を教える」ということです。有益な情報が書かれていたとしても、それが検索エンジンに知られていなければ意味がありません。検索エンジンのロボットはどのサイトにキーワードに対する答えが含まれているか?を判断して検索結果画面に表示するのは前述のとおりです。そのために、タイトルやコンテンツの内容などを一定のルールで分析して評価します。検索エンジンのロボットの立場も考え、「このサイトには良い情報がありますよ」と教えてあげる必要があるのです。

機械が相手なので基本的には私たち人間がぱっと見てわからない”裏側の部分”の改善であり、「内部SEO」や「テクニカルSEO」と呼ばれます。こちらは専門的な知識が必要で、慣れていないと対策が難しい領域です。詳しくは後述します。

SEOを行う上で大切なのは検索エンジンのロボットとユーザーの両方に、自社のサイトを知ってもらうことなのです。

SEOと検索エンジンとブラウザ

検索エンジンにはさまざまなものがあります。有名なのはGoogle。世界一の検索エンジンです。一方で日本ではYahoo!のシェアも高いのですが、Googleと同じ仕組みを採用しているので、基本的にGoogle向けにSEOを行えば、9割方の検索エンジンに対して対策を行っていることになります。

また、検索エンジンと混同されがちなのが「ブラウザ」です。こちらもWebマーケティングをしているとしばしば耳にする機会があるのでしっかりと押さえておきましょう。検索エンジンはキーワードを入力してサイトを検索できるWebサービスのこと。ブラウザはWebサイトや検索エンジンを表示させるソフトウェアのことで、Google ChromeやInternet Explorerなどがあります。ちなみにGoogle ChromeであってもYahoo!などGoogle以外の検索エンジンを表示させることが可能です。

ブラウザの検索機能もGoogleの仕組みを使っているので、特段ブラウザ向けにSEOを行う必要はありません。ただし、サイトの見え方には注意しましょう。サイトの表示はブラウザに左右されます。種類によってはデザインが崩れたり、文字の表示がおかしくなってしまったりすることがあるので、日本でシェアが高いブラウザに対応したサイトを作成する必要があります。

(2)SEO対策を行う意義~SEO対策ってした方がいいの?~

結論から言うとSEO対策はしたほうがいいです。とりわけサイトはあるけど申し込みや注文などにつながっていないのであればなおさらすべきです。SEO対策を行うことで、以下のようなさまざまなメリットがあります。

 

SEO対策のメリット

まずはSEO対策を行うことのメリットについて見ていきましょう。企業にとってはうれしい以下の3つのような効果が得られます。

1.サイトのアクセス数増加に繋がる

サイトが検索エンジンのどこに表示されているかによってアクセス数は大きく異なります。1ページ目でしかも検索順位が上位であれば多くのアクセスが流入しますが、下位あるいは2ページ目以降になってしまうとそれほどアクセスされません。

企業サイトであればSEO対策を行って上位に表示されれば会社あるいは提供している商品・サービスの認知度が高まるでしょう。

2.ブランド力の向上に繋がる

検索結果画面の上位に自社サイトが表示されていれば、ブランド力や信用力の向上につながります。「ラーメン屋 東京 港区」で検索したら、ユーザーにとってはやはり上位に表示されているお店のほうが「港区で人気がありそう」「ここなら良さそう」と感じられるはずです。さらに、サイトが上位にあって、地図も表示されているというように、表示面が広ければ、それだけ目立ちます。

毎回キーワードで検索して上位に表示されることで、「ここの会社いつも検索に出ているな」「◯◯といえばここ」というように、ユーザーの記憶にも鮮明に残り、ブランド力がアップするのです。

3.問合せ増に繋がる

アクセスが増えれば増えるほど、問い合わせや申し込みなどのコンバージョンにつながる確率も高くなります。例えば成約率が1%(100人に1人が成約する)と仮定しましょう。月に100人が訪れるサイトでは成約が月1件しか取れませんが、1,000人訪れるサイトであれば10件獲得できます。

成約率をアップさせる手法もありますが、サイト構造やコンテンツ、商品やサービスの改良など、行うべきことが多数あり容易ではありません。まずはSEO対策でアクセスという母数を増やすことで問い合わせや成約の増加につなげることができます。

SEO対策のデメリット

SEO対策にはさまざまなメリットがありますが、以下の3つのようなデメリットもあることを念頭において取り組む必要があります。


1.時間がかかる

SEO対策を行ったからといって今日・明日で成果が出るということはまずありません。数週間~数ヶ月、長ければ数年の時間がかかります。

というのも、検索エンジンがサイトを評価する際には「どれくらいの間ユーザーに対して有意義な情報を提供してきたか?」という時間経過も基準の一つとしているからです。 「継続は力なり」といいますが、良質なコンテンツを継続的に発信することで、はじめて検索エンジンから評価され、上位表示されやすくなるのです。

2.ある程度知識が必要

「SEO対策で配慮すべきたった2つのポイント」の章でも解説しましたが、SEO対策においてはWebサイトの裏側を改善する「内部SEO」が非常に重要となってきます。これには専門的な知識、エンジニア領域のスキルも必要です。

また、外部SEOに関してもサイトの構成やデザイン、コンテンツの方向性などを決める際には専門的な知見が必要となってきます。業務の傍らすべてに対応するのはかなり難しいです。

3.コストがかかる

SEO対策を外注すれば当然外注費がかかります。自社で行う場合でもスキルがある専門家を雇う人件費やツールの導入費用・利用料など、さまざまなコストが必要です。

まだ自社で行うならコストを抑えられるかもしれませんが、競合が多い業種、競合がしっかりSEO対策を行っている業種であれば片手間ではなかなか成果は出せません。外注するにせよ、社内で行うにせよ、ある程度コストがかかることは念頭に置いてください。

ただし、SEO対策に成功して集客ができるようになれば元が取れ、さらに利益を得られる可能性も高いです。コストを投資だと捉えてSEOに取り組む価値は大いにあります。

CMSproのSEO事例

CMSproではこれまで地域・業種を限定せず、幅広い企業さまのSEO対策をサポートしてきました。ホームページの制作も含めて2,700サイト以上の実績がございます。制作段階でSEO対策を考慮していますので、より成果を実感いただきやすくなっています。弊社の詳しいSEO事例についてはこちらをご覧ください。

SEOの実績はこちら参照

SEOに限らない集客成功事例はこちら参照

(3)SEO対策をするには何から始めればいい?

SEO対策の意味や意義はこれまでの説明でご理解いただけたかと思います。でも、実際に取り組むにしても「何から手を付けていいのかわからない」という壁に突き当たります。そこで、ここからは特に優先度が高いものをピックアップしました。

 

優先度の高い要素はたったの3つ

SEO対策において優先度が高いものはシンプルに3つです。まずは以下の要素について意識してみましょう。具体的な施策については「自社でもできるSEO対策~SEO対策を4つの種類毎にご紹介」で紹介します。

1.ユーザーのための情報(WEBコンテンツ)を載せているか

マーケティング全般に通じることですが、情報を発信する際には内容がユーザーのためのものでなければ意味がありません。たとえばある会社のサイトを見ていて、経営者が飼っている犬の写真や日記だけが掲載されていて、肝心の商品やサービスについて書かれていなかったらどう思いますか?

全く需要のないサービスのページ、役にたたない情報のみが書かれたブログ、購入機能のないショッピングサイトなどはユーザーにとっては意味がないものと判断され、最悪検索結果画面に表示すらされない場合もあります。

「SEO対策で配慮すべきたった2つのポイント」でも解説しましたが、まずは「ユーザーに有益な情報を与える」ということがSEOの大前提です。

2.その情報の品質は高いか

情報における「品質」とは信頼性や専門性、あるいは鮮度などの指標について優れているものを指します。さらには網羅的に情報が含まれていること、オリジナルな情報であるかなどの視点も重要です。

たとえばあなたが映画マニアで友人におすすめの映画について語るとしましょう。その映画は「どのように面白いのか?」「どういったストーリーなのか?」「誰がメガホンをとり、誰が出演しているのか?」「見どころはどこなのか?」といった網羅的な情報を話すことで、友人は「面白そうだな」と思います。また、映画を観た感想や考察を伝えればオリジナリティが加わります。映画マニアが話すことで信頼性や専門性も出ます。これをビジネスに置き換えることが重要です。

さらに、相手が映画を観ていないならネタバレを防いでわかりやすくあらすじを解説する、映画をすでに観ているなら深い考察を話すなど、相手によって内容や強調すべき点も変わってきます。個々の検索ユーザー(検索キーワード)によって有益な情報も変わってくるので、ターゲットの設定も非常に重要です。

3.モバイルにも適応したWEBサイトになっているか

今のご時世スマホや携帯電話は必需品。日本においてもパソコンでインターネットを利用する割合よりもスマホで利用している割合のほうが高くなっています。 そのため、スマホで見たときに文字や画像が小さすぎる、デザインが崩れるなど、モバイルに適応していないサイトは、いくら良い情報が記載されていたとしても検索エンジンから評価されません。

ユーザーにとって有益で品質が高いコンテンツを発信すると同時に、「スマホでどう見えるか?」も強く意識してサイトを作成する必要があります。

2.事業別SEO対策の向き不向き

SEO対策をしっかり行えば集客増が期待できますが、どの企業にも適しているとは限りません。SEOでもできないこと、SEOが向いていない業種・業態もあります。以下のことを参考にしてもし自社が向いていないようであれば、ほかの方法も選択肢に入れてみましょう。

 

(1)SEO対策が向いている事業の特徴~SEO対策でできること~

SEOに限らずWebマーケティングでは広いインターネットの世界が土俵となり、日本全国あるいは全世界に情報を届けることができます。想定顧客の地域範囲が広いほど、SEOによる効果が期待できます。

また、商品購入やサービス申し込みへのアクション(リード獲得など企業にとって意味があるもの)がWebで完結するものほど、SEOによる効果が期待できます。

たとえば、ネット通販やオンラインサービスなどは地域が限定されずWebで完結することができるため、SEOとの相性がぴったりです。ほかにも拠点が複数ある営業エリアが広いビジネスにも向いています。

(2)SEO対策が不向きな事業の特徴2選~SEO対策でできないこと~

1つ目にSEO対策が不向きな事業・業態は上記の逆です。同一市区町村内など局所的なエリアが商圏の場合、たとえば商店街で個人経営をしている八百屋さんや雑貨屋さんなどが挙げられます。

2つめはユーザーが検索エンジンを経由せずに意味があるアクションに到達することが多い業態も不向きと言えます。たとえば大病院から患者さんの紹介を受けているクリニック、大手企業からの外注仕事を請けている工場などが挙げられます。

上記のようなケースでは、SEO対策を行ってもコストや手間に見合った成果が得られない可能性がありますので、Webマーケティングを行うにしてもほかの手段を検討したほうが良いかもしれません。

不向きなパターン以外であれば、基本的にWebサイトによる集客は機能するので、SEOは効果的であると言えます。また、上記に該当する業態でも今後商圏を拡げていきたい、新規の顧客を獲得したいということであれば、SEOに取り組む価値はあるかもしれません。

3.自社でもできるSEO対策~SEO対策を4つの種類毎にご紹介~

SEO対策と一口に言ってもさまざまなものがあり、対象や対策を講じる場所によって呼び方が異なります。先述のとおり大きく分けると「内部SEO」と「外部SEO」の2つに大分されます。内部SEOは検索エンジンに対して行う施策です。専門的な要素が多く含まれているためテクニカルSEOとも呼ばれます。

一方、外部SEOはユーザーに対して行う施策です。その中でも特にコンテンツ関連の施策である「コンテンツSEO」、Googleマップに特化した「MEO」など、さらに細分化できます。

ここからは自社でできる内部SEO、外部SEO、コンテンツSEOの施策を見ていきましょう。

 

(1)自社でもできる内部SEO対策3選

内部SEOは検索エンジンを意識した、所有するサイトの内側のSEOです。検索エンジンに上位表示してもらうために、ロボットに自社のサイトの内容を知ってもらう目的で行います。サイトの見た目や内容など、我々人間が目に見える部分ではなく、タグやサイトマップといった”裏側”での施策となります。

外部SEOと比べて専門的な知識が必要な施策となりますが、比較的簡単なものであれば自社でできることはあります。比較的難易度が低くてかつ効果が現れやすい内部SEO対策を3つご紹介します。

 

meta情報の充実化

meta情報とは検索エンジンやブラウザにWebページの内容を簡単に伝えるためのコード(タグ)です。meta情報はHTMLという言語で書く必要があり、サイトのというコードの内部に記載します。いくつか種類がありますが、SEOにおいては「title」と「description」が特に重要です。

titleはそのページの題名を指します。検索エンジンのロボットはtitleを見て「どういったテーマになっているのか?」「どのような情報が書かれているのか?」を確認します。また、検索結果画面では見出しとして表示されます。サイトを本に例えると、titleは背表紙にあたるとイメージするとわかりやすいかもしれません。我々が書店で背表紙を見て面白そうな本を選ぶように、検索エンジンのロボットはtitleを見て有益な情報が書かれているサイトを選びます。

descriptionは検索結果の見出しの下に表示される説明文です。タイトルの補足説明やコンテンツの要約などを記載します。検索エンジンのロボットはこのdescriptionを読み込むことでページの内容を知る手がかりにします。また、検索ユーザーも検索結果画面のdescriptionを読むことでサイトに書かれている内容を大まかに知ることができます。titleが本の背表紙なら、descriptionは本の内容を簡潔に伝えて興味を惹くための帯と言えるでしょう。

title、descriptionともにテーマに即したキーワード(=ユーザーが検索すると想定されるキーワード)を含めて記載するのが望ましいです。文字数は検索結果画面に表示されることを考慮してtitleは32文字以内、descriptionは70~120文字程度が奨励されています。検索ロボットに対する施策であると同時に、検索ユーザーの目にも触れる部分ですので、人が見て興味をそそられる・思わずクリックしたくなるような文言を記載しましょう。

サイトマップの作成と送信

サイトマップとはその名のとおりサイトの構造や「どういったページがあるのか?」といったことを示す地図のようなものです。対ユーザー用のものと対検索エンジン用のものがあります。複数のお店が入っている大型ショッピングセンターにはフロアマップが設置されていて、これを確認することで目的のお店に迷わず行けて効率的な買い物が可能です。サイトにも地図を入れてあげることで、ロボットが迷わずページを読みまわることができ、的確に情報を収集してくれるようになります。

検索エンジン用のサイトマップはXMLという言語で記載するのが一般的で、WordPressを使用している場合はプラグインで自動生成することができます。サイトマップは検索エンジンのロボットが自分で検出することもありますが、サーチコンソール(詳しくは後述します)を使えばロボットにこちらからサイトマップの存在を教えてあげることも可能です。これによってロボットがより早く自社のサイトを巡回してくれるようになり、上位表示につながります。

hタグとalt属性の設定

本文中のコードで、「hタグ」は見出し、「alt属性」は挿入した画像の意味を指定するものです。

hタグはh1~h6まであり、小さい数字ほど大きな見出しで影響も大きいため、titleと同じくキーワードを入れるとSEO効果が高まります。ただし、無理やり入れ込むと逆効果なので、不自然にならないよう注意が必要です。またh2の中はh3で、h3の中ではh4で見出し分けをするというように、入れ子構造を守ることが重要です。

alt属性は画像を説明するタグです。検索エンジンのロボットは文字の意味は理解できますが、画像の意味は理解できないので、例えばりんごの写真を載せるのであれば「これはりんごの画像です」というようにaltタグで説明してあげる必要があります。

(2)自社でもできる外部SEO対策3選

外部SEO対策は所有するサイトの外部が関わってくる施策です。私たちの目に見える見た目や内容はもちろん、ほかのサイトやSNSなども含まれます。内部SEOが裏側の対策なら、外部SEOは”表側”の対策です。

検索エンジンがサイトを評価する基準として被リンク(他サイトからリンクが貼られていること)やサイテーション(他サイトから引用されていること)が挙げられます。特に被リンクは検索結果画面のランキングを左右する大きな要素です。ミシュランガイドで紹介されているフレンチレストランと無名のレストランでは客足に大きく差が出ますが、Webでも同じことが言えるのです。権威性の高いサイト(極端な例だと政府や公的機関のサイトなど)からリンクされていればかなりの評価につながります。ただし、SNSからのリンクに関しては評価されないので注意が必要です。

被リンクほどではありませんが、引用されている場合(”〇〇から引用”と記載のみのケースも含む)も一定の評価につながります。

以上のようなことを踏まえ、自社でもできる外部SEO対策を3つご紹介します。

 

外部リンクしてもらえるようなコンテンツの作成

リンクを貼るかどうかを決めるのは人間です。まずは人が見て「この記事は面白いから・参考になるからリンクを貼ろう」と思ってもらえるようなコンテンツがあることが重要です。コラムでも画像や図表でも構いません。価値があるコンテンツは比較サイトやブログ、アフィリエイトサイトなどから外部リンクが貼られ、その結果検索エンジンからの評価も高くなります。

あえて被リンクを意識したコンテンツを作成する手法もあります。たとえば『2022年度版これだけ押さえればOKなタイトルの決め方3選』などのような網羅的なコンテンツはそれにあたります。サイトのタイトルの決め方に悩んでいる人は、「何かタイトルで困ったことがあればそのサイトに頼れば大丈夫!」と思ってくれる可能性があるからです。

また、サイトの解析データをもとに『2000サイト事例からの統計データ〜ベストなコラム記事の文字数とは〜』といった一次データ(オリジナルデータ)を公開するようなコンテンツも外部SEOの効果を得られます。

いずれにせよ、ユーザーに「参考になる」「面白い」と思ってもらえるコンテンツを考えて作り込むことが重要です。

SNSボタンの設置

先ほどSNSからの被リンクは評価されないということを説明しましたが、それでもSNS対策を行うのは非常に意義があります。特にFacebookやInstagram、twitterなどは非常に拡散力があるメディアです。自社のコンテンツがSNS上で紹介されたら多くのアクセスが集まり、見込み客が増える可能性があります。

引用・拡散してもらいやすくするために、サイトにSNS用ボタンを設置するのが効果的です。各メディアのプラグインを使用することで簡単にボタンを作成することができます。

まとめサイトなどのオウンドメディアの作成

評価を上げたいサイトとは別にリンクを載せたまとめサイトなどのオウンドメディアを作成するのも効果的です。たとえば、仮想通貨の取引所サービスを展開していて、その取引所のサイトの被リンクを増やすとしましょう。「おすすめの仮想通貨取引所●選」のようなサイトを別で作って、そこから取引所のサイトにリンクを貼るという手法があります。

ただし、被リンクは多ければいいというものではありません。不自然に被リンクが多いと検索エンジンからスパム扱いされる可能性もあります。同じドメイン、サブドメインから作っても被リンクされる側とする側でしっかりと棲み分けをし、自然な被リンクを増やすことが重要です。また、同じドメインやサブドメインからリンクを貼った場合は被リンクではなく「内部リンク」とみなされるため、評価にはつながりません。まとめサイトやオウンドメディアは、本体のサイトとは独立した別サイトとして、違ったドメインで作りましょう。

被リンク対策を行うことで検索エンジンの評価が高まるのはもちろん、流入経路が増えアクセス増加にもつながります。外部SEOについても積極的に取り組みましょう。

(3)自社でもできるコンテンツSEO対策3選+UI/UX

検索エンジンはコンテンツが充実しているサイトを高く評価します。コンテンツSEOとはその名の通りコンテンツを作成する・改善することで上位表示を目指す施策です。また、UI/UX(ユーザーにとっての使いやすさ)もコンテンツSEOに含まれます。内部SEOに比べて目で見てイメージしやすく、自社で取り組みやすい施策と言えます。

ただし、ただ闇雲にコンテンツを作れば良いというわけではありません。やはりユーザーにとって有益で質が高いものを作り込む必要があります。

ここからはコンテンツSEOで行いたいことを3つご紹介します。

 

コラム記事の作成と更新

代表的なコンテンツSEO施策です。扱っている商品やサービスに関連したコラム(読み物)を作成することで、自社のサイトが充実し、検索エンジンからの評価が高くなります。

コラムの作り方については別記事でご紹介しますが、今回はテーマ設定について簡単に説明します。例えば仮想通貨のコラムを書く際にはキーワードプランナー(詳細は後述します)で「仮想通貨」と調べると、「仮想通貨 手数料」などのキーワードの検索ボリュームが高いことがわかります。この結果から「仮想通貨の手数料にはどんなものがあるのか知りたい」「いくらくらいかかるのか知りたい」というユーザーが多いことが推測されます。そこで仮想通貨取引にかかる手数料の種類や相場、計算方法などについて解説したコラムを作成すれば、多くの検索ユーザーにとって有益な情報となり得ます。

検索エンジンはユーザーにとってどれくらい有用な情報を、どれくらいの頻度で、どれくらいの期間届けているか?ということを評価するので、コラムは定期的に作成・更新することが望ましいです。

お客様の声、実績ページの作成

サービス内容によってまちまちですが、サイトの信頼性も検索順位に大きな影響を及ぼします。とりわけYMYL(人々の生活やお金に関すること。法律や金融、不動産など)のジャンルはシビアです。

たとえば、弁護士事務所を探している人であれば「弁護士 離婚」「弁護士 刑事事件」というように「サービス内容+実績」で検索しているユーザーや、「離婚するにはどうしたらいい」「家族が逮捕されたら」といったように自分が置かれた状況で検索する人も少なくありません。お客さまの声や実績ページがあれば、自分と同じ境遇の人の事例や悩みの解決実績などの情報を届けることができるので、検索ユーザーにとっては信頼できる有益な情報となります。

もちろん、アクセスしてきたユーザーの購買意欲を高め、問い合わせや申し込みにつながるので、お客さまの声や実績は極力掲載することをおすすめします。

使いやすい問合せフォーム(EFO)

「Entry Form Optimization」の略で、日本語にすると「エントリーフォーム最適化」という意味です。問合せや申し込みなどのフォームを使いやすく改善する施策を指します。たとえば無駄に入力項目が多い、情報が記入しにくいフォームだと離脱につながる可能性があります。ヒートマップ(詳しくは後述します)などを使うことで、ユーザーがどこで離脱しているか?を検証しながらフォームを使いやすいものへと改良します。

こちらはUI/UX要素が強い施策です。また、行ったからといって検索エンジンの評価につながるわけではありません。しかし、コンバージョン率を高めるという意味では非常に重要です。

UI/UXとは

UIとは「User Interface(ユーザーとの接触面)」という意味です。前項のようにフォームの使いやすさ、あるいはページの移動しやすさ、ボタンの押しやすさなどの使い勝手が挙げられます。

UXは「User eXperience(ユーザー体験)」のことで、デザインの見やすさや美しさ、商品・サービスの良さなどが挙げられます。これは利用前・利用後、あるいはWeb・リアル問いません。「このサービス便利!」「このデザインきれいだね!」「このキャッチコピー素敵!」など、ありとあらゆるユーザーの体験を指します。

SEO対策においてはこうした要素を高めることも重要です。

(4)自社でもできるローカルSEO(MEO)対策

MEOとは「Map Engine Optimization」の略。Googleマップに表示されるための施策です。所有するサイト自体に対して行うものではないため、外部SEOに近いかも知れません。ローカルSEOとも呼ばれます。

MEOを行うことで、検索結果の右側やGoogleマップに店舗や会社の位置が表示され、さらに口コミも表示されます。ユーザーの目に触れる機会が増え、口コミで信頼度が高くなるので、特に店舗型ビジネスやクリニックなどにはぴったりです。

 

Googleマイビジネスの登録

MEOを行うためには「Googleマイビジネス」に登録しなければいけません。サービスの概要や登録方法など詳細は別コラムにて解説しています。NAPと呼ばれる名前とアドレス、電話番号などの必須項目がいくつかありますが、登録作業自体は10分程度で終わり、手軽に利用することができます。Googleからの確認が通知されるまで若干時間がかかりますが、それさえ完了すれば自分で内容を登録することが可能です。

4.自社で最低限やっておきたいSEO対策まとめ

ここまでSEO対策として代表的なものをご紹介してきました。ここからは、サイトを所有するなら最低限やっておくべきSEO対策についてご紹介します。

 

(1)必ずやりたいSEO対策4選

特に以下の4つはSEO対策を行う上で大前提となるものです。これらを行わないとWebサイトを作った意味がないと言っても過言ではありません。

キーワードの設定と設置

まずはキーワードの設定をしましょう。見込み客が「どんなキーワードで検索してサイトに来るか?」を考えて決めます。東京都港区のラーメン店が集客するなら、「東京都 港区 ラーメン」などのキーワードが考えられます。

店舗ビジネスなら「商品・サービス名+地域名」、それ以外のビジネスでしたらGoogleのサジェスト(検索窓に検索される回数が多いキーワードを表示してくれる機能)を使うのが便利です。ただ、想像だけで決めるのではなく、そのキーワードの検索ボリューム(需要)があるかどうかを考慮して設定する必要があります。

キーワードが決定したら、それをサイト内のコンテンツに盛り込みます。タイトルや記事の見出しであるh1には最低限入れておきたいです。

コーポレートサイトを一から作成する場合でもなるべくキーワードは入れましょう。たとえばサイトのタイトルを「●●(会社名)」とするよりも、「東京での◯◯(サービス名)なら●●(会社名)」としたほうが検索エンジンからの評価が上がる可能性があります。

詳しくは別記事で紹介します。

計測ツールの設定

計測ツールを使えばサイトへのアクセス数などを簡単に把握できます。Webのいいところは「どれくらいサイトが見られたか?」「どれくらい問い合わせがあったか?」などユーザーの動向を数字で分析できることです。無料で使えるツールについては後述します。

せっかくSEO対策をしても、効果が出たのか出なかったのかわからなければもったいない上に、PDCAサイクルも回せません。ぜひ計測ツールを活用してください。

コンバージョンアクションの設定

コンバージョン(CVとも呼ばれます)は自社にとって意味があるユーザーのアクション(問い合わせや注文など)のことを指します。Webサイトの電話ボタンをタップした、問い合わせフォームで問い合わせを行った、特定のページを最後まで読んだ、カートボタンを押したなど、さまざまなアクションを指定できます。

コンバージョンアクションを設定することで、どんなキーワードでコンバージョンしているか?季節的な違いはあるか?前年と比べてどうか?PCとモバイルのどっちからのコンバージョンが多いのか?など、さまざまな事柄が分析でき、サイトの改善や別の施策につなげられます。

とにかくコンテンツの作成

色々考えるよりもまずは行動です。信頼性と質が高いコンテンツが定期的に作れるのが理想ですが、まずは情報を発信していくことが大切です。SEOを考慮したコラム記事やお客さまの声のページなど、コンテンツの作り方は別記事で詳しく紹介しています。

「何を書いていいかわからない」という方は、まずは競合他社、具体的にはキーワードで実際に調べて上位に出てくるサイトを参考にコンテンツを考えてみるのがおすすめです。まるまるコピーするのはいけませんが、方向性や切り口などを真似てみると良いかと思います。

(2)できればやりたいSEO対策4選

ここからはできればやっておいたほうがいいSEO施策をご紹介します。若干テクニカルな話で少し難しいと感じるかもしれませんが、作業自体は簡単。フロントエンジニアレベルの方がいれば十分対応できます。

 

ソースコードの整理

ソースコードとは前述したalt、hタグ、title、descriptionなどのことです。複数のページでtitle、descriptionが使い回しになっていないか?hタグがきちんと入れ子構造になっているか?その他htmlなど言語ごとのルールは守られているか?画像にaltが設定されているか?などを確認しましょう。ソースコードを整理することで、検索エンジンのロボットがサイトをスムーズに読み込めるようになります。

モバイルフレンドリー対応

こちらも前述しましたが、今は多くの人がスマホを使ってネットを見ているため、モバイル対応も重要です。モバイルフレンドリーは検索エンジンの大きな評価基準の一つとなっています。スマホで見たときにフォントが小さすぎないか?クリックできる要素(ボタンやリンクなど)同士が近すぎないか?表示が崩れていないか?といったことを確認しましょう。

サイトを作成する際にPC・モバイル両方に対応し、閲覧するデバイスに応じて自動調整してくれる「レスポンシブルデザイン」に対応しておくのがおすすめです。

ページの階層構造の整理

一般的には「TOPページ→商品一覧ページ→個別ページ」というように、ページが階層になってまとまって一つのWebページが構成されています。階層構造が整理されていないとページを追加しても検索エンジンに表示されないかもしれません。たとえば、あまりにも深い階層にページを作成すると、検索エンジンは重要な情報ではないと判断してしまうことがあります。

ちなみに、検索エンジンに表示されているかどうかはサーチコンソールで調べることが可能です。『site:〇〇(調べたいページのURL)』で検索し、もし「〇〇に一致する情報は見つかりませんでした」と表記されれば検索エンジンに表示されていないことになるので、何らかの対応が必要です。

WEBサイトのSSL化

Webサイトがブラウザで表示される際には、ユーザーが利用しているPCやスマホとWebサイトの情報が入っているサーバーとの間でさまざまな情報がやり取りされています。SSL化を行えばデータが暗号化されるため改ざんやサイバー攻撃などのリスクが抑えられ、サイトの速度表示も早くなります。自社サイトが対応しているかどうかはブラウザに表示されているURLを見ればわかります。「https」と表示されていればSSL化されていますが、「http」の場合は未対応です。

こちらも検索エンジンの評価基準となっています。もし「http」になっている場合はブラウザによっては警告が表示されることもあります。ユーザー目線でもSSL化は対応されることをおすすめします。

(3)最新のSEO対策動向(2022年版)

ネットの世界は日進月歩。SEOに関しても頻繁に検索エンジン側で評価基準やアルゴリズム(仕組み)などが変わっていて、毎年何らかの大きな変化が起きます。いままで上位表示されていたのに、アップデートで圏外に飛ばされてしまうという事例も少なくありません。SEO対策を行うなら、常に最新の情報を入手して対応しておく必要があります。

 

時代はモバイルに適応したサイト

これまで触れてきたように、スマホの普及によって現在は「モバイルファースト」が重要な評価指標となっています。 モバイルでの見やすさはもとより、サイトが表示されるまでの速度なども評価に大きな影響を与えます。表示速度はCWVと呼ばれる定量的な指標で評価されています。詳しくは別記事でご紹介します。

たとえば、無駄にデータ容量が大きい画像を使っていると表示速度が遅くなり、評価に悪影響を与えます。ほかにもソースコードやサイトのファイルデータ、サーバーのスペックなど、取り組むべきことはさまざまあります。問題点を分析して最適化を行うのであれば専門家に依頼したほうが得策です。

5.無料で使えるSEO関連ツール

前述のとおり、SEO対策を進めるにあたってデータ計測は非常に重要です。また、Webマーケティングにおいては3C(Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社))分析を必ず行う必要があります。ここからはSEOのプロである私たちも普段使っている無料ツールをご紹介します。

 

(1)計測編

データが収集できなければSEOは始まりません。まずは絶対に導入したい測定ツール3つをご紹介します。

GoogleAnalytics

検索エンジンであるGoogleが無償で提供している計測ツールで、多くのSEOのプロたちが使っています。サイトのアクセス数やページ滞在時間、直帰率(すぐにページを離脱した人の割合)など、さまざまなデータを計測することができ、コンバージョン設定を行うことでコンバージョン(詳細は「●コンバージョンの設定」をご覧ください)の数や経路についても測定可能です。

Googleアカウントを所有し、計測したいサイトを登録すれば、どなたでも使えます。カスタマイズ性も高く、必要なデータを収集するのに便利です。

GoogleSearchConsole

こちらもGoogleが無償で提供している計測ツールです。GoogleAnalyticsはサイトを訪れた人のデータを収集することができますが、GoogleSearchConsoleでは「どういったキーワードにサイトが表示されたか?」「どのようなキーワードで流入につながったか?」といった、サイトを訪れる前段階(検索エンジンでユーザーが検索している段階)のデータを測定することが可能です。

これ以外にもサイトのセキュリティや表示速度、リンク元など、検索順位に影響を与える要素についても把握することができます。サイトの状態を知れる、いわば健康診断ができるツールでもあります。

GoogleSearchConsoleについてもGoogleアカウントを保有してサイトを登録すれば利用可能です。使い方は別コラムで解説します。

ヒートマップ

上記のツールではユーザーの視線や動作まではわかりません。ヒートマップでは「ページのどの部分がよく見られているか?」「どのボタンをクリック(タップ)するか?」といったユーザーの目の動き、指の動きを可視化することができます。サイトのデザイン構築やリンクボタン、バナーなどの配置を考える際に便利です。

ヒートマップはさまざまなWebマーケティング会社が提供していて無料で利用できるものも数多くあります。WordPressならプラグイン(拡張機能)でも実装が可能です。

(2)競合調査編

次に競合調査を行う際に便利なツール3つをご紹介します。

 

 

SimilarWeb

海外で開発されたツールです。URLを記入すると、そのサイトのアクセス数などを調べることができます。競合のホームページがどれくらいアクセスされているのかを調べることが可能です。GoogleAnalyticsがなくても使えるのが便利ですが、ある程度アクセス数が多いサイトでないとデータが収集できないのが難点です。
https://www.similarweb.com/ja/

UberSuggest

こちらも海外の有名なWebマーケターが提供しているツールです。こちらは対象サイトの自然検索(検索エンジンの検索結果画面からサイトにアクセスすること)の流入数を簡単な計算式で算出してくれます。GoogleChromeの拡張機能なので追加しておくのがおすすめです。ただし、精度はサイトによってバラツキがあります。
https://neilpatel.com/jp/ubersuggest/

Whois検索

基本的に長続きしているホームページほど検索エンジンからの評価が高くなります。「Whois検索」を行うことで、ドメインの登録年月日などを調べることが可能です。これによって競合がどれくらいの期間ホームページを公開しているかがわかります。たとえばどの競合他社のサイトも登録から10年以上経過している場合、そのキーワードで上位表示されるまでに時間がかかる可能性があります。

Whois検索を行えるツールはさまざまありますが、以下のものが使いやすいです。
https://tech-unlimited.com/whois.html

(3)需要調査編

次に検索キーワードがどれくらい検索されているか?つまり需要が高いのか?を調べられるツール2つをご紹介します。

 

Google広告キーワードプランナー

Google広告はGoogleの検索結果画面などに広告を出すツールですが、キーワードプランナーのみ利用することも可能です。入力したキーワードの検索ボリューム(Googleで検索された回数)を調べることができます。たとえば「東京都で2022年2~3月に●●というキーワードで検索された回数」というように地域や期間でのセグメントも可能です。

さらに、指定したキーワードに関連するキーワード(1回につき10個まで)の検索ボリュームも表示してくれます。やはり利用する際にはGoogleアカウントが必要です。

Googleトレンド

こちらはGoogleアカウントがなくても使えるツールです。指定したキーワードの季節的な増減の推移が見られます。たとえば「クリスマス」というキーワードは12月頃によく検索され、逆に夏場はあまり検索されないというように、トレンドを知ることができます。都道府県別のセグメントや関連するキーワードのデータ収集も可能です。

ただし、実際の検索ボリュームではなく相対値であるのに注意が必要です。
https://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP

(4)自社調査編

最後に自社の立ち位置や内部SEOの設定内容の把握に役立つツール2つをご紹介します。

 

 

 

SEOチェキ

URLとキーワードを指定することで、今自社のサイトが検索結果画面で何位に表示されているかがわかります。GoogleだけでなくYahoo!の順位も把握可能です。

競合調査はもちろん、これからSEO対策をする上で、あるいはキーワードを設定した後に実際に今自分が検索結果画面のどの位置にいるかを把握するのに役立ちます。データの推移を見ることができるので、効果検証にも便利です。
https://seocheki.net/?m=rank

SEOmeta1Click

3-1で前述のmeta情報を確認するツールです。GoogleChromeの拡張機能で、対象となるサイトを開いている状態で作動させると、そのサイトのmeta情報が一覧で表示されます。現状で自社サイトにどのようなmeta情報が登録されているのかを把握するのに便利です。
https://chrome.google.com/webstore/detail/seo-meta-in-1-click/bjogjfinolnhfhkbipphpdlldadpnmhc

6.SEO対策の注意点~やってはいけないSEO~

SEO対策を行えば自社サイトのアクセスがアップして見込み客を増やることができますが、中には間違った対策もあります。それを行うと検索エンジンに無視されてしまう、あるいはマイナス評価を受けて順位が下がるということにもなりかねません。

 

(1)SEOの歴史から見るNG行為

一昔前までは比較的単純な仕組みで検索順位が決まっている節がありました。今よりも競争が厳しくなく、質が低いサイトでも簡単に検索上位に上げることができる「ブラックハットSEO」という手口も横行しました。

SEOの歴史はGoogle検索エンジンのアップデートの歴史と言えます。毎年2回くらい大きなアップデートがあり、その都度SEOのトレンドや手法も変化してきたのです。

2003年フロリダアップデート~意味のない大量キーワードはダメ~

当時、Googleがサイトを評価する基準は「どれだけキーワードがコンテンツに含まれているか?」ということでした。キーワードがたくさん入っていれば入っているほど検索上位に表示されていたのです。そのため、無意味に大量のキーワードを羅列する手法が流行りました。それを防ぐために2003年にフロリダアップデートと呼ばれる大型アップデートが行われたのです。

2011年パンダアップデート~テキトーなコンテンツやコピーコンテンツはダメ~

フロリダアップデートの後は評価の基準がコンテンツ重視になったため、キーワードを羅列しただけの質が低いサイトは淘汰されました。ただし、当時は今と違って「質より量」。コンテンツが多いサイトほど良いサイトとみなされていました。そこで、自動生成や他サイトの模倣で内容の薄い・質が低いコンテンツをとにかく量産することで検索上位に表示させるという手法が流行したのです。2011年に行われたパンダアップデートではそういったサイトへの対策が重点的に行われました。

2012年ペンギンアップデート~無関係な被リンクはダメ~

「自社でもできる外部SEO対策3選」の章でもご紹介したとおり、被リンクは検索エンジンからの評価を左右する要素です。ただ、昔は今よりも評価基準が甘く、やはり質より量。リンクが多ければ多いほど良いとされていました。そこで、リンクをお金で買ったり自作自演したりする手口が横行したのです。それに対応すべく2012年のペンギンアップデートではリンクの評価基準が厳格化されました。

2017年健康・医療関連のアップデート

これは日本独自のアップデートです。2016年に大手企業が運営していたキュレーションメディアが炎上した事件がありました。そのサイトでは医師免許を持たない素人が書いた不正確な医療情報記事が大量に公開されていて検索上位に表示されていたのです。医療は人の命に直結するため厳しい批判が寄せられ、そのメディアは閉鎖に追い込まれました。

Googleもこの事件を重く捉え、健康・医療分野に関しては「どこが運営しているか?」を重視するアルゴリズムにアップデートされました。医療機関や公的機関が運営しているサイトは上位に表示され、医療従事者以外の個人や医療と関係ない企業が運営しているサイトは順位が大幅に下がったのです。

(2)一言で言えば”ずるをしない”ことが大事

世の中には仕組みやルールを逆手に取ってずるをする者が一定割合存在します。しかし、そういった人はいずれ化けの皮が剥がれて信頼を失い、ペナルティが加えられ、最終的には損をするものです。

Webの世界も同じです。確かに昔は通用したかもしれませんが、今はどんどん複雑で高精度な仕組みになっていて、そうそうずるができないようになってきました。不正をすること、抜け道を探すことにリソースを割いても何の意味もありません。何事もそうですが、努力をしないで評価を得ること、利益を得ることはできないのです。

(3)ずるでなくても知らぬ間に評価を下げることも

ただし、不正やずるをするつもりがなくても知らずしらずのうちにNG行為をしてしまい、評価が下がっているケースも少なくありません。特に以下のような例が挙げられます。

 

URLの変更

URLはなるべく変更しないのが望ましいです。検索エンジンはそのURLがどれくらいの期間存在して、どれくらい有益な情報を提供し続けてきたか?を評価します。もちろん長ければ長いほど評価されます。URLが変更されれば、また一からスタートです。

会社名や屋号の変更などやむを得ない場合は変更前のURLから変更後のURLにリダイレクト(自動的に遷移させること)も可能ですが、極力URLの変更はしないことをおすすめします。

被リンクの購入

被リンクを商品として販売しているSEO業者も存在します。「お金を払っているからいいのでは?」と思われるかもしれませんが、購入した被リンクもスパム扱いされる可能性が高いです。

中古ドメインの利用

先ほどURLを長く使えば使うほど評価が上がるとご説明しました。そこで、評価が高い中古ドメインを使うという方法もあるのですが、これもおすすめできません。いくら歴史があるドメインであっても、中身が変われば評価はリセットされてしまいます。

また、その中古ドメインが優良なものであるとは限りません。過去に検索エンジンによってペナルティ(たとえばブラックハットSEOを行って検索順位を下げられたなど)を受けていたら、新しくコンテンツを追加してもなかなか評価が上がらないケースもあります。

7.SEO対策を外注する場合

これまでSEOの基本的な考え方と自社でできる対策についてご紹介してきました。最後にSEO対策を外注する場合のポイントについて解説します。

(1)SEO対策するなら自社で内製化?それとも外注?

以上のようにSEO対策は自社でも行うことは不可能ではありません。内製化すれば「外注費」という目に見えるコストがかからないのがメリットです。しかし、ノウハウや時間的・人的リソースがないと結局のところ中途半端に終ってしまうことになります。

自社で最低限やっておきたいSEO対策まとめ」の項目で挙げた施策ができれば最低限のSEO対策はできます。逆に、これらの作業が難しいと感じたなら、最初だけでも外注したほうが良いかもしれません。

(2)SEO対策を外注する場合にかかる費用は?

 

SEO対策を外注する場合、料金は大きく分けて「成果報酬型」と「月額固定型」の2パターンがあり、会社やプランによって異なります。

 

 

成果報酬型SEO対策の場合

成果報酬型は対策キーワードで上位に表示された、コンバージョンが獲得できたというように、何らかの結果が出た場合にのみ料金が発生する仕組みです。そのため、「最低価格1,000円~」など、かなりリーズナブルな費用を打ち出している会社もあります。

しかし、実際に行っている施策が自社でもできるようなもの、1回やれば良い初期設定など、レベルが低い、あるいは「SEO対策の注意点~やってはいけないSEO~」で解説した被リンク稼ぎなどのブラックハットSEOを行っているケースも見受けられるので、あまりおすすめはできません。

月額固定型SEO対策の場合

毎月一定の費用がかかる仕組みです。相場は15万円~100万円と幅があります。特に有名な大手SEO会社などではかなり高額なプランを打ち出していますが、対象も大企業の巨大サイトであることが多いです。

毎月ある程度のコストがかかりますが、やってくれる施策の幅が広い、レベルが高い、臨機応変な対応もしてくれるなど、さまざまなメリットがあります。詳しくは以下のコラムを参照してください。
https://cms-professional.net/29021

(3)SEO会社の選び方と注意点

SEOの外注化を検討されている方向けに、SEO会社を選ぶポイント3つと注意点2つをまとめました。ぜひ、以下のことを意識して外注先をしっかりと見極めてください。

 

SEO会社を選ぶポイントその1.実績

まずはその会社の実績を見ましょう。実績数や結果も重要ですが、自社と似たような業種、業態、商品・サービスを扱っている会社の実績があればなお良しです。「どのような企業を手掛けているか?」「どんな成果を挙げられているか?」「利用した感想(お客さまの声)」をしっかりと確認しましょう。

SEO会社を選ぶポイントその2.実際の対策内容が明確

「何をしてくれるか?」実際の施策内容についてもしっかりと確認しましょう。とはいえ、とるべきSEO対策はクライアントの状況によって異なりますので、ホームページなどに明確に記載する、問い合わせ段階で明言するのは難しい面もあります。問い合わせ段階ではっきりしていなくても、営業段階でしっかりと明示してくれる会社なら安心です。

中には「SEO対策の注意点~やってはいけないSEO~」で紹介したような効果が出ない・逆効果になるリスクがともなう施策を行う業者もありますので、施策の内容についてもしっかり確認しておく必要があります。

SEO会社を選ぶポイントその3.良好な関係が築けるか

前述のとおりSEOはすぐに結果が出るものではなく、中長期的に取り組む必要があります。そのため、SEO会社との連携が必要不可欠です。相手はSEOのプロではありますが、商品やサービス、あるいは業界の知識はクライアントのほうが熟知しています。また計測ツールでのデータ収集や分析は得意ですが、実際の問い合わせ内容やその内容、エンドクライアントの雰囲気などはわかりません。

お互いに情報を共有しながら二人三脚でゴールを目指せる関係を築ける会社であれば成果が出やすくなります。実績や施策のレベルも重要ですが、最終的には人と人なので相性も大切。「合わないな」と思ったら担当者を代えてもらうか、もう一度その会社と契約するかどうか考え直す必要があります。

こんなSEO会社には注意その1.コンサルだけ、レポートだけSEO会社

月1回レポートをメールで送るだけ、面談をするだけというコンサル的なSEO会社もあります。SEOは具体的な施策を行わなければ結果が出ません。コンサルやデータ分析だけをしてもらって自社で施策を行うという方向性であれば問題ありませんが、施策もしてほしいのであれば注意が必要です。

また、「施策もします」と言いながらレポートやコンサルだけで実際には何をしてくれているかわからないような会社もあります。契約前にどんな施策をどのように進めるか?を確認されることをおすすめします。

こんなSEO会社には注意その2.CROを知らないSEO会社

CROとは「Conversion Rate Optimization」の略で、コンバージョンレート最適化という意味があります。SEOは上位表示をさせてアクセスアップを目指すことを主軸とした施策です。CROはサイトに訪れたユーザーをいかに問い合わせなどのコンバージョンアクションにつなげるかが主眼であり、SEOの後段階の施策と言えます。

Web集客の最終的なゴールは利益を出すことです。いくらサイトのアクセス数が増えても、それが見込み客の獲得につながらなければ意味がありません。SEOのみをゴールにしていると、集客や収益アップにつながらないリスクがあります。

コンバージョンレートを改善するためには、アクセス後のユーザーの動きを分析してコンバージョンまでの動線やエントリーフォームなどを改良するなど、さまざまな施策が必要です。 SEOの施策も行いながらCROの視点も持ち、「収益化」という最終ゴールまで導いてくれる会社を選びましょう。

以下の動画も参考にしてください。
*10分で分かるSEO対策の基本とその落とし穴
https://www.youtube.com/watch?v=vqW-mxqVudg

8.まとめ

いかがでしたでしょうか?「SEOとは何なのか?」という概要や考え方から、自社でできるSEO対策、そして外注する場合のポイントや業者の選び方まで、SEOの基本をまとめました。

今はネットの時代。Webで集客がしやすくなった一方で競争も激化しています。SEOに成功している会社は収益が伸び続け、逆に失敗している・対策をしていない会社は全く成果が出ないという二極化が進んでいます。ホームページを所有しているならSEO対策は必須です。自社で行うにしろ、外注するにしろ、今すぐ取り組まれることをおすすめします。

もしSEO対策でお困りごと、ご不明点がございましたら、CMSproにお気軽にお尋ねください。

 

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