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ホームページ運用が鍵!WEB集客の効果を上げるコツと代行会社の選び方

2021年02月24日(水) 最終更新日:2024年04月30日(火) ホームページ

有効なWEB集客とは?知らないとまずい進化する運用型ホームページ

ホームページを作り終えて一安心していませんか?実は、WEB集客の効果を上げるには、ホームページを作っただけで終わりではないんです!今はホームページに対して分析や改善をして運用する時代。この記事では、WEB集客のためにホームページを運用する方法、代行会社に頼む場合の選び方のポイントについてお伝えします!

目次

1. ホームページの運用とは?WEB集客の鍵を握る理由

まずは、ホームページの運用とは何を指すのか、基礎知識を確認しておきましょう。集客につながる「運用」とは何かを明確にすることが重要です。

ホームページの運用にはフロントエンドとバックエンドの2つがある

ホームページの運用には、フロントエンドの運用とバックエンドの運用の2つがあります。ホームページの開発領域によって分ける考え方からきています。

フロントエンドの運用とは

フロントエンドとは、簡単に言うと「ホームページでユーザが見る表側的な部分」のことです。フロントエンドの運用には、次のようなものがあります。

  • コンテンツの追加や更新作業
  • お問い合わせの対応
  • ホームページのSEO対策
  • MEO対策

バックエンドの運用とは

バックエンドとは、簡単に言うと「ユーザには見えない裏側的な部分」、つまりホームページの機能を支える部分です。バックエンドの運用には、次のようなものがあります。

  • ドメイン、サーバーの管理
  • SSLサーバー証明書の更新
  • CMSやプラグインのバージョンアップ

集客の鍵を握るのは、フロントエンドの運用

バックエンドの運用は、ホームページを維持していくために欠かせないものです。しかし、集客の効果を上げるのは、フロントエンドの運用です。コンテンツの追加・更新作業やお問い合わせ対応、SEO対策などがあってはじめて、集客につながるからです。

ただ作っただけでは意味がない。ホームページは運用が大事

ホームページは作っておしまいではありません。検索して見込み客に来てもらうことで、初めて意味があるものになります。もっと言えば、より目につくところ、具体的には検索エンジンの上位に表示されることが重要です。そのためにはSEOを意識してホームページを設計・運用し、検索エンジンに自社のホームページを認知してもらう必要があります。

また、定期的にコンテンツを追加していくことで、検索エンジンに認知されやすくなります。ホームページは「作る」だけでなく「運用する」ことが大切です。制作会社を選ぶ際にはSEOの知識があることに加え、運用するという考え方がある会社を見極めましょう。

制作会社の選び方に関してはこちらのページも参考にしてください。

2.WEB集客の効果を上げるホームページ運用の基本

昔はホームページを作って公開さえすればある程度人々の目に留まり、集客ができていました。しかし、今ではインターネット上に多くのサイトが溢れかえっています。その中で検索の上位に表示され見込み客を呼び込むためには、ただ作っただけでは難しいのが実情です。だからこそ、検索エンジンに認知されるためには「運用」していく必要があります。

ホームページ運用は、次の3つを分析し、常に改善していくことが基本となります。

コンテンツの質と鮮度を改善する

まずはコンテンツの質や鮮度を常に見直しましょう。検索エンジンは情報の更新頻度や正確性を重視します。最新情報やユーザーに有益な情報をどんどん発信し、古い情報や現状にそぐわない情報は修正していきましょう。

ホームページの見やすさや設計を改善する

また、見やすさや使いやすさも重要です。文字が読みづらい、サイト設計がしっかりなされていない、動作が重いといったサイトは検索エンジンから嫌われる場合があります。また、もちろん見ている人に対しても不快感を与え、離脱につながってしまいます。ホームページの見やすさや設計も常に見直して改善していきましょう。

ホームページへの流入経路を改善する

SEOを強化すれば検索エンジン経由で集客できるようになりますが、それだけでは不十分です。より多くの見込み客にホームページに来てもらうためにはSNSやインターネット広告(リスティング広告)などを活用し、流入経路を増やすよう補完する必要があります。

ホームページ自体の運用と、他媒体によるサポート。この2つの取組みを行うことで、集客のパフォーマンスを最大化することが可能となります。

ただし、必ずしも全部行う必要はありません。たとえばBtoBビジネスであればSNSを頑張っても労力に見合った効果は得られない可能性があります。自社の事業内容や状況に応じて優先順位を決めて取り組んでいきましょう

3.具体的な施策は、ホームページの3つの運用軸で行う

具体的な施策に落とし込むときは、メディアを軸にする考え方がわかりやすく、おすすめです。「オウンドメディア軸」と、それを補完する「ペイドメディア軸」「アーンドメディア軸」という3つの軸です。これらすべてを強化することで、前章でもご説明したとおり集客パフォーマンスがアップします。それぞれ詳しく解説します。

SEO対策でホームページ自体を強化(オウンドメディア軸)

オウンドメディアとは自社のホームページのことです。SEO対策を行なって検索上位を目指すことで集客力がアップします。特に商圏が広ければ広いほど、たとえば全国に展開している、あるいは海外に進出しているような企業ほど、オウンドメディア軸を強化することで効果が期待できます。

個人で経営する商店や飲食店など、商圏が狭くて固定客が多いといったケースでは恩恵があまり得られないかもしれませんが、多くの企業ではオウンドメディア軸を強化することで集客を強化することができます

SEO対策についてはこちらの記事でより詳しく解説しています。
【2022年版】SEO対策とは?~自社でもできるSEO対策~

リスティング広告でホームページをサポート(ペイドメディア軸)

オウンドメディアを強化してもすぐに効果が現れるとは限りません。検索エンジンに評価されて検索上位に表示されるまで数年かかることもざらにあります。そこでペイドメディア軸(広告)を使えばすぐに集客をすることができます

検索エンジンには広告枠が設けられていて、広告費を支払えば検索上位に自社のホームページを表示させることが可能です。これをリスティング広告と言います。また、画像を用いたディスプレイ広告を使えば、ブランド力や認知力のアップにもつながります。

SNSでホームページをバズらせる(アーンドメディア軸)

FacebookやInstagram、X(旧Twitter)などのアーンドメディア(SNS)も集客には有効です。最新情報や企業の取り組み、スタッフの人となりなどを発信していけば、ファンができて集客につながる、ブランドイメージのアップにつながります。手軽にできることと、無料であることもメリットです。

爆発的に拡散される、いわゆる「バズる」という状態になり、集客力が飛躍的に高まる可能性も秘めています(ただし、外部要因が大きく関わる上、何が当たるかわからないという運の要素が強いため、意図的にバズらせるのは簡単ではありません)

3つのメディアの運用はすべてやらないといけない?

以上の3つの軸すべてを強化するのが理想的ですが、同時並行は容易ではありません。そこで優先順位を決めて取り組みましょう

ホームページを持っているなら、オウンドメディア軸を伸ばすSEOは必須です。ペイドメディアはすぐに集客効果を得たい、あるいはSEOと併用してより効果を高めたいなら導入してみましょう。アーンドメディア(SNS)は可能であれば行いましょう。

実店舗がある場合はオウンドメディアよりもアーンドメディアのほうが効果的な場合があります。また、SEOの一種でMEO(ローカルSEO)というものがあり、Googleマイビジネスに登録することで、検索結果のマップに自分のお店を表示させることができるようになります。

どの手法が向いているのか迷ったらCMSproにご相談ください。貴社に合った方向性をご提案します。

4.ホームページの運用は外注したほうが良い?

ホームページの運用、特に集客のための施策に関しても外注に任せる、自分たちで行うという2つの方法があります。それぞれメリット・デメリットがあるので、それを理解して自社に合った方法で取り組んでいきましょう。

SEO対策は自社と外注どちらがいいの?

SEO対策は自社にWEB運用の担当者をおいて行うことは可能です。自社と外注、それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。

SEO対策を自社で行うメリット・デメリット

自社で運用するメリットはタイムリーな情報発信ができる点です。制作会社に外注すると担当者に連絡して更新してもらう手間と時間がかかります。営業時間外や休日は対応してもらえません。スピードに関しては自社のほうが、軍配が上がります。

デメリットとしては効果が十分に発揮できないことです。経営者の方あるいはスタッフにSEOの知識があるのであれば自社でも可能ですが、知識がない場合はプロに任せたほうが安心です。また、SEOは手間がかかるため、通常業務との兼務も容易ではありません。本格的に取り組むなら専門の部署を設ける必要が出てきます。

SEO対策を外注で行うメリット・デメリット

外注のメリットはやはりSEOの専門家に任せられる点です。経験や事例も豊富なので、効率的に集客効果をアップさせることができます。コンテンツ制作や更新作業も任せられるので、通常業務に専念できるのもメリットです。

デメリットとしては「外注費」という目に見える経費がかかることです。ただし、支出を上回る利益が得られれば、単なる出費ではなく「投資」と言えます。また、タイムリーな運用ができないことと、担当者がお客様のビジネスの内容や業界の動向などを熟知していないこともデメリットとして挙げられます。どうしても自社のビジネスに関する情報は担当者とコミュニケーションをとりながら伝える必要が出てきます。

SEOコンサル業者が実施するサービスと得られる効果はこちらの記事で解説しています。
【料金別】SEO対策会社が行う施策の具体例~SEO対策会社の実態と選び方~

リスティング広告は自社と外注どちらがいいの?

リスティング広告に関しても自社で出稿することが可能です。Google広告やYahoo!広告のアカウントさえ開設すれば、誰でも広告を配信できます。

リスティング広告を自社で行うメリット・デメリット

自社で行う場合、やはりメリットとしてはタイムリーに設定できる点です。新商品を発売するからすぐに広告を出したい、あるいは何らかの理由で広告を止めたいという場合、自社で行なっていればすぐに対応することができます。

デメリットとしては専門知識が必要になる点です。特にリスティング広告は専門用語が多く管理画面の見方すら慣れが必要です。戦略をしっかり立てて適切に設定しないと広告費ばかりが無駄にかかって肝心の集客が全然できないという事態にもなりかねません。やはり本格的にリスティング広告を運用するとなると片手間では難しく、専属の担当者が必要となってくるでしょう。

リスティング広告を外注で行うメリット・デメリット

プロに任せれば手間もかからないし、常に最適化を図りながら広告を配信するので、費用対効果が高くなります。どれくらい広告費がかかったのか?何人ホームページに訪れて、そのうちどれだけ受注につながったか?といった結果もレポートで報告してくれるので安心です。

デメリットとしてはタイムリーな設定ができない点です。代理店ではできるだけ迅速に対応できるような体制を取っていますが、やはりタイムラグが生じる可能性はあります。また、広告費に加えて手数料を支払わなければいけません。しかし、これもホームページの運用と同じく、外注費を上回る大きな利益が得られれば、無駄な出費ではなく有益な投資と言えます。

5.ホームページ運用の代行会社の選び方

ホームページをまだ作られていない場合は、制作会社に運用も任せるのがおすすめです。運用を前提として、サイトの設計やコンテンツを考えてくれるからです。また、ホームページを制作する過程で担当者がビジネスに関する知識や業界の情報などを習得できるので、今後の運用もスムーズに行えるようになります。

すでにホームページをお持ちであっても、新しい運用業者に切り替えることは可能です。ホームページを作ったけどいまいち成果が出ていないと感じられたら、運用に特化した会社に相談してみるのもいいかもしれません。

SEO対策の代行会社の場合

SEOの目的はホームページに訪れる人を増やすことです。しかし、単にアクセス数が上がっただけでは意味がありません。見込み客を獲得してはじめて利益につながります。

そのためには集客を前提とした提案があり、それをしっかりと実行し、足りない部分は改修してくれる業者を選ぶことが大切です。

また、ホームページで見込み客を獲得するためには、どんな人が購買に至るのかという客層や顧客のニーズを踏まえて設計することが必要です。密にコミュニケーションをとって、自社の理解に力を注いでくれる会社を選びましょう。

リスティング広告の代行会社の場合

リスティング広告の場合は密にコミュニケーションを取って情報交換がしやすい業者を選びましょう。レポートや打ち合わせで配信結果を報告して今後の運用方針などを共有してくれる業者であれば安心です。

リスティング広告においてもクライアントのビジネスに関する知識や業界動向への理解は必須であり、情報が不十分だと効率的な広告配信はできません。密な打ち合わせをしてくれる、自社の理解に力を注いでくれる、スピーディーな対応をしてくれるなど、パートナーとして信頼できる業者を選びましょう

まとめ:ホームページを正しく運用して業績アップ

ホームページはWeb集客においてなくてはならない、「オウンドメディア」という名前のとおり最低限持っておくべくツールです。ホームページがあってこそペイドメディア軸(リスティング広告)やアーンドメディア(SNS)といった他の軸が成立します。

ホームページを作って満足されている、ホームページさえあれば集客できると思われている方も少なくないのですが、これだけ情報が溢れかえっている中でホームページを作るだけでは意味がありません。しっかりと運用して3つの軸を強化することで、はじめて集客効果が現れるのです

ホームページの制作・運用を行う上で考えるべきなのは自社で行うか外注に依頼するかということ。成果を出すのであれば費用はかかってもプロに任せるのが最善の選択肢です。ただし、任せっきりだとリアルタイムな運用が難しくなる可能性があるので、自社でも一部更新できるような体制も整えておくのがベストです。

また、外注ならどこでもいいというわけではありません。SEOの知識があって、密なやり取りができるかどうかで判断しましょう。

CMSproはホームページの制作・運用、リスティング広告運用のプロ集団です。継続的に運用していくことを前提にホームページを構築し、定期的にコンテンツを発信することでSEOを強化。リスティング広告も駆使して集客効果の最大化を実現します

ホームページを作って本格的に集客を強化したい、ホームページを作ったけど効果が実感できていないという方は、CMSproにご相談ください。

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谷口 翔太

監修者谷口 翔太リンヤ株式会社 代表取締役

2007年「リンヤ株式会社」を創業。WEBマーケティング歴16年。草創期より一貫してWEBマーケティング の専門家として、多くの企業の収益向上に貢献。これまでに手がけた企業は2902社。豊富な経験を活かし、SEO対策を中心とした効果的なWEB施策により集客最大化を図る。HP制作から運用まで顧客企業をトータルでサポートしている。

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