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プライバシーポリシーがSEOに有効?真偽や作り方を解説

2022年10月25日(火) 最終更新日:2023年10月05日(木) SEO

ホームページのプライバシーポリシーを軽視していませんか?実は集客する上では非常に大切な要素なのです。この記事ではプライバシーポリシーがSEOに与える影響について考察し、作成するポイントについてご説明しています。

目次

プライバシーポリシーとは

まずはプライバシーポリシーってそもそも何だろうということについてお伝えします。
プライバシーポリシーとはウェブサイト上に掲載する記事の一つで、主に個人情報の取り扱いやお約束事について、ユーザーにお知らせするためのものです。

ですので、個人情報保護法の観点から、個人情報を取り扱うサイトは掲載が必要な項目で、それ以外のサイトについては設置は必ずしも必要なものではありません。

では個人情報を取り扱うサイトはどんなものがあるかというと、以下に並べてみます。

  • 1.商品や各種サービスの申込み、確認
  • 2.懸賞・クイズへの応募
  • 3.カタログ・資料請求
  • 4.会員制サイトへの登録や入会
  • 5.イベントの参加申込み、施設の利用申込み
  • 6.メールによる問い合わせ、照会や意見募集
  • 7.電子会議室や掲示板
  • 8.メルマガ等の配信登録
  • 9.クッキーによるユーザー識別やアクセス情報の収集
  • 10.その他、何らかの形で個人情報を収集するもの

参照:https://www.koho.or.jp/useful/qa/sonota/sonota03.html

主にこれらが該当します。ご覧になられた方で、それならうちのホームページは関係ないな!と思われた方、要注意です。

理由はGoogleアナリティクス

現在ウェブサイトを運営している方のほとんどは、効果測定の目的でGoogleアナリティクスを導入されている方が多いのではないでしょうか?実はGoogleアナリティクスを導入しているウェブサイトもプライバシーポリシーを設置する必要があるんです。

そもそもGoogleアナリティクスとはどういう仕組みで効果測定ができるのでしょうか?

Googleアナリティクスは、サイトに訪問してくれたユーザー個人を識別をするための仕組みとしてCookie(クッキー)というものを使っています。Cookieとは、訪問してくれたユーザーのデバイス(PCやスマホ・タブレットのこと)に一時的にデータを書き込んで、再度訪問してくれた時にも、この前来てくれた人だ!とわかるようにするための仕組みです。
この情報によって、ユーザーの訪問数や、ページビューがどのくらいあったのかなどを測定することができるのです。

※これはあくまでデバイスなどを特定するためのもので、名前や電話番号など個人情報を入手するものではないのでご安心ください。ウィルスなどとは全く別物で一般的に使われている技術です

とはいえ、Cookieを貼る以上は訪問ユーザーに、何のためにこれを貼るのか・またどのように取り扱うのかについては明示する必要がある、とGoogleが考えているので、このGoogleアナリティクス、さらにはGoogle広告、アドセンスなどを利用する皆様にプライバシーポリシーを設置してくださいと公表しているのです。

実際にSEO効果はあるの?

特にこれによりSEOが上がるというケースは少し前までは見受けられることはなかったのですが、最近になり、プライバシーポリシーを設置しただけで、今まで停滞していたキーワード順位が上昇したというケースが出てきました。

現時点としては、事例の一例ですので、絶対これで上がる!という確証をもったことは言えません。ただ重要な点は、Googleが該当の方はプライバシーポリシーを入れてくださいと公表しているという点です。
今後、大事な対策の一環になってくる可能性は十分考えられますので、競合サイトとの差別化も含め、先んじて試してみてはいかがでしょうか?

プライバシーポリシーの作り方!必要な内容リスト

個人情報の定義
まずは「個人情報とはなにか?」という定義を記載します。どのような情報を個人情報とするのか、どの範囲までを個人情報とするのかを明確にしましょう。「氏名」「住所」「メールアドレス」というように、具体的に記載しておくことが大切です。
個人情報の収集方法
顧客に対してどのような方法で個人情報を収集するのか?を明らかにしましょう。口頭で尋ねる、アンケートに記載してもらう、問い合わせフォームに記入してもらう、解析ツールなどで収集するなど、さまざまな方法があります。ケース別に記載しましょう。
個人情報の収集目的
個人情報を利用する目的を限定しましょう。これも「サービスを案内するため」「販売促進活動に活用するため」というようにさまざまなケースがあるかと思いますので、想定されるものをそれぞれ箇条書きで記載するのがベターです。なお、ここで記載した目的外での個人情報の使用は控えましょう。
規約の変更に関する規定
会社の状況や事業の内容、組織体制の変更などにともなって個人情報の取扱いに関する社内規定やプライバシーポリシーそのものが変更になることもあり得ます。変更手続きがどのように行われるのか?いつから有効になるのか?を記載しましょう。
第三者提供に関する規定
基本的に個人情報を第三者に漏らすことはできませんが、業務を遂行するために外部の委託業者に個人情報を共有したり、法令にもとづいて公共団体から個人情報の提供を求められたり、第三者に個人情報を提供するケースもあり得ます。第三者提供を行うケースについて記載しましょう。
個人情報の開示に関する規定
ユーザーから自分の個人情報の開示を求められた場合はそれに応じる必要があります。どのような場合に個人情報の開示に応じるのか?逆にどのような場合には応じられないのか?といった開示する条件や手続き、開示に伴う手数料について記載しましょう。
個人情報の訂正・削除に関する規定
ユーザーが個人情報の訂正や削除を求める場合の手続きについて記載します。ユーザーがどのような手続きを行えば訂正・削除ができるのか?自社がどのように対応するのか?といった内容です。訂正や削除に応じられない場合についても明記しておきましょう。

参考サイト:https://kiyaku.jp/hinagata/privacy.html

弊社のプライバシーポリシー:https://cms-professional.net/policy

【まとめ】プライバシーポリシーは重要

プライバシーポリシーをサイトに掲載することで、検索順位が上がる可能性があります。また、個人情報保護やコンプライアンス遵守を求める動きが強くなってきた今、個人情報の取扱いに関して明確な指針を示せば、ユーザーや見込み客からの信頼感も高まります。サイトを作成したら専用のプライバシーポリシーページを作るようにしましょう。

CMSproではプライバシーポリシーも含め集客に強いホームページの作成やSEO対策のサポートをさせていただきます。「Webからより集客を増やしたい」「成果があがるホームページを作りたい」という方はぜひお問い合わせください。

谷口 翔太

監修者谷口 翔太リンヤ株式会社 代表取締役

2007年「リンヤ株式会社」を創業。WEBマーケティング歴16年。草創期より一貫してWEBマーケティング の専門家として、多くの企業の収益向上に貢献。これまでに手がけた企業は2902社。豊富な経験を活かし、SEO対策を中心とした効果的なWEB施策により集客最大化を図る。HP制作から運用まで顧客企業をトータルでサポートしている。

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