こんにちは!
CMSproの森山です。
Webサイトに関するお役立ち情報をブログ形式で分かりやすくお届けしています。
夏休みがあっという間に過ぎましたが、これから台風シーズンですので皆様もくれぐれもお気を付けくださいませ。
さて本日のテーマも
『Googleが高く評価するサイト』について”ページの品質”に着目して紹介します!
初めに
前回はGoogleのガイドラインに沿ってページの品質について、特に”ページの目的”に焦点を当てて紹介しました。
今回は”E-A-T”に焦点を当ててどのようなページが高品質で高く評価されるか紹介したいと思います!
“E-A-T”とは
前回ご紹介の通り、ページの品質を考慮するうえで大きく5つのポイントがあります。
前回はそのうち”ページの目的”について紹介しましたが、今回紹介するE-A-Tも5つのポイントの内の一つであり、厳密に言えば残り3つのポイントを包含しているといっても過言ではありません。
改めてそれだけ重要なE-A-Tとは、専門性(Expertise)・権威性(Authoritative)・信頼性(trustworthy)を指し、高品質なページ・サイトとはそれらE-A-T3つの要素を持ったものであるとGoogleは定義しています。
ではそれぞれの要素は具体的にどういったサイト・ページを指すのか、以下にまとめてみました。
要素 | 具体例(一例) |
①専門性 | ある分野におけるサイト・ページの制作者・運営者などがその分野における専門家である。専門的な情報を紹介しているサイト・ページである。 |
②権威性 | より一般論に基づいている、または専門家による情報で正当性の高いサイト・ページである。 |
③信頼性 | 一般論に基づいたり、専門家による情報であったり信頼できるサイト・ページである。 |
ここまで①~③を見てお気づきの方も多いかと思いますが、結論から述べるとE-A-Tを切り離して考えることは難しく、3つをトータルでとらえる必要があります。
E-A-Tをお医者さんで例えると?
サイトやページをお医者さんに例えてE-A-Tを考えるとすると、例えばあなたが病気で診察を受けるとして、以下のような特徴のある医者のAさん・Bさん・Cさんの3名から選べるとします。
上記のような場合、特に捻って考えないかぎりBさんを選ぶ方が多いと思います。病気になった際にそもそも専門家でない人に診察してもらうよりは専門的なお医者さんに診てもらいます。さらに同じお医者さんでも新人の方よりもその道で長いベテラン医師の方が、権威性があり信頼しやすいと思います。さらに同じベテラン医師でも評判の悪い人よりもいい人の方が信頼できます。
これはWEBサイト・ページを医者に例えた場合ですが、ユーザー視点に立った際、E-A-Tの高いサイトの方がユーザーの目的を正しく達成させることができると考えられます。人の財産・生活や命・健康にかかわるような領域のサイトは特にE-A-Tが重視されます。
続いて、ページの品質を考慮する際に重要な残りの3つのポイントをご紹介します。残りの3つのポイントについて、それぞれのポイントにおいてE-A-Tが高いかどうか考慮されるため、先述の通りE-A-Tは以下の3つのポイントを包含しているとも言えます。
ページの品質に関わる残りの3つのポイント
残りのポイントは以下の3つで、E-A-Tを高める際に着目するポイントでもあります。
①コンテンツの質と量
②WEBサイト運営者・制作者の情報
③WEBサイトの外部からの評判
①はコンテンツの質においてE-A-Tが高いかどうか、またE-A-Tが高いと言えるほどの情報量であるかをGoogleが判断していると考えられます。②は運営者や制作者は、E-A-Tが高い個人あるいは組織であるかどうか、そもそも情報が開示されているかがカギになっていると考えられ、最後の③はいわゆる外部SEO領域でもある外部からの被リンク(その数や掲載サイトの質など)やサイトやページ、運営者に関する口コミなどを一つE-A-Tの良し悪しを判断する基準としていると思われます。
まとめ
今回でページの品質について押さえるべきポイントの紹介は以上となります。前回の記事も踏まえて改めてまとめると以下のようになります。
1.ページの目的→目的があるか、またそれを訪れたユーザーは達成できるか
2.E-A-T→E-A-Tが高いか。以下の3つのポイントをもとに評価
3.コンテンツの質と量→E-A-Tが高いといえる量や質であるか
4.WEBサイト運営者・制作者の情報→明記されているか、また適当な運営者・制作者であるか
5.WEBサイトの外部からの評判→いい評判かどうか
上記以外にも例えば情報の鮮度や分かりやすさなども重要となってくる場合もあります。Googleの基準もユーザーの多様性に併せて時々刻々と変化していきますので、本メルマガのように定期的な情報の仕入れも大切です。
最後に
ここまではGooglがどういった評価をしているかを中心に話してきました。では実際にどういった施策をするべきか、どういった施策が上記の5つのポイントに直結するか分かりづらい、手間のかかる部分もあるため、お困りの場合は弊社SEOサービスをご利用いただくことも一つ手であると思われます。既にご利用いただいている方は何かございましたら引き続き弊社SEO担当までご相談くださいませ。
長文となりましたが、ここまでお読みくださった方、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
次回は、これまでに紹介したページの品質以上にGoogleが重要視してきたユーザーニーズに着目した記事をご紹介予定です。更新は11月中旬頃を予定しております。引き続きよろしくお願いいたします。