こんばんは。谷口です。
第1号社員を雇ってからひたすら自分は仕組み作りをしています。
我ながらよく飽きずに続けているなと思いますが、
地味なようでこの仕組み作りは、実益もあるし、何よりおもしろいです。
仕組みは、昔、学校で習った算数の単純な関数
y=ax
に近いです。
例えば、1年間の売上は、以下のように表せます。
y(1年間の売上) = a(顧客1社あたりの平均年間取引額) × x(顧客数)
aが一定だとすると顧客数を増やせば売上が増えることがわかります。
しかし、経営は、数式のように単純にはいきません。
実際のところ、顧客1社あたりの平均年間取引額もサービスの提供レベルにより変動するからです。
数式のように数字が展開すれば経営は楽勝です。
しかし、数式のように展開するのは難しいですが、
ある一定の範囲に収めるのは可能です。
例えば、やっと仕組みになってきた弊社の電子契約事業。
新規顧客獲得数 = 無料トライアル数 × 受注率 = なのですが、
この受注率が安定しない状況が長く続いていました。
多くの月で0%
たまに10%という感じで仕組みとは、遥かに遠い数字が読めない状況でした。
ここを脱するために商品開発に力を入れたところ
最近では、受注率が20〜40%ぐらいで安定して推移するようになりました。
こうなると毎月の無料トライアル数を増やせば売上が増えるようになります。
遂にy=axに到達したのです。
更に、平均単価50,000円を式に加えると売上が出せます。
y(売上) = a(受注率)×x(トライアル数)×50,000円(平均単価)
受注率のレンジが20〜40%の範囲に高い確率で収まるので、ト
ライアル数を増やせば、売上は増えます。
この単純な数式の状況になるまでどれぐらいのお金を投下したか。。感無量です。笑
この式ができると後は、トライアル数を増やせば、売上が増えるので
トライアル数増を狙い広告およびSEOの予算を増やしていきます。
もちろん、競争もあるので、受注率が大きく変動することもあります。
現在の20%〜40%のレンジを大きく下がるということが半年続いたりしたら
これは仕組みが壊れている、機能していない
ということになるので広告およびSEOの予算を絞って受注率の改善に力を注ぐ必要があります。
いろいろと仕組み化できると数字が読めるようになり、
経営がしやすくなります。
たとえば、売上が立つようになると次に課題になるのが人員の確保です。
最近、終わりましたが、
退職→採用→退職→採用という無限ループを
経験したこともあり採用に関しても経験値を積んできました。
結果、なんとなく仕組み化できてきました。
エン転職の〇〇プランに50万円使うと
だいたい100応募きて少なくとも1人は採用できる。
といった感じです。5回繰り返して、だいたい同じような数字に収まってきたので
少し再現性はありそうです。
長々と書いていて何を言いたいのか混乱してきました。。笑
そうだ、仕組み化のメリットを伝えたいのです。
いろいろな分野で仕組み化ができると数字がある程度見えるようになります。
経営をしていく中で生じる将来への不安が幾分和らぎます。
もちろん経営者だけでなく働く人、全てに言えることだとも思います。
営業をしている方は、こういうタイプの人に売るのは得意だからこのタイプの人との商談を多く設定する。
結果、簡単に数字を作れる。
これも仕組みです。
いい仕組みが、会社をそして世の中を良くしていくので是非、仕組み作り。多くの人に取り組んでもらえたらと思います。
マーケティングの仕組み作り、悩みましたら是非、弊社にご相談ください。笑
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
– 谷口翔太
2022年05月22日(日) メルマガ
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