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脱価格競争

2012年09月13日(木) メルマガ

こんばんわ。
谷口です。

出張で久しぶりにアメリカに行きました。
コロラドのデンバーという街です。
4年ぶりのアメリカだったので、ステーキ(400g)や
ハンバーグのでかさに再度びっくりしました。
ただ、牛肉をがっつり食べるのが大好きなので
なかなかよかったです。笑

本号では、「脱価格競争」と
「ビジネス上の言葉遣い」に関してお届けします。


目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】 脱価格競争
【2】 簡単!画像の挿入について
【3】 編集後記

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■ 1. 「脱価格競争!」

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Wordpressのセキュリティの仕事をしている会社
の社長に会いにデンバーに行きました。
彼とドライブをしながらいろいろと話していて
印象的だったことがあります。

弊社もそうですが、アメリカにいる彼にもいかに価格競争に
巻き込まれないか?という課題があるそうです。

アメリカ人のSEは人件費の安い、英語の出来るインド人・ネパール人SEと
システム開発の仕事をめぐって競争しています。
かくいう彼も、システム開発の仕事で
「インド人ならこの価格(アメリカ人にとって爆安)で
やってくれるんだけどな。。」
という形で値下げを迫られることがあるそうです。
彼は、そういうクライアントの仕事はきっぱりと断って、
きっちり提示する価格で発注してくれるクライアントと
付き合う方針を取っています。
アメリカでも価格ではなく費用対効果を気にするクライアントは
とにかく価格を重視するクライアントが多い中でも
一定数いるそうです。

ただし、彼らから信頼を得て価格に納得してもらうためには
以下の二つがキーだとのこと。
1.期限を守ること。
2.コミュニケーション
 (きっちり相手の目的・意図を汲み取り円滑に仕事を進めること)
の二つです。
それを聞いて確かになと思い、
また、年初に仕事をお願いし始めてからこの人は信用できるなと
感じていましたが、その思いが強くなりました。

自社のビジネスの深い部分を理解し、的確に意図を汲み取ってくれるので
仕事をある程度、任せっきれるというのは安心できるし、
無駄なコミュニケーションも産まれないので
ゴールに効率的に達することができて価格は高くても、
その分の価値があります。

海外に発注したときに
細かいニュアンスや、大きな目的などがうまく伝わらず
外注費は安いけど、コミュニケーションがかさみトータルで安くならない
ということが弊社でも起こりました。

価格競争に巻き込まれると悲惨です。

弊社も価格だけで勝負するのではなく
お客様の意図をきめ細やかに汲み取り、
安心してお任せ頂けるように精進して参ります。



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■ 2. 「ビジネス上の言葉遣い■前半■」

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こんばんは、黒田です。
先日は、ビジネス上の言葉遣いを学習して参りました。

今回は、ビジネスを円滑に進める為のコミュニケーションとしての
言葉遣いのポイントを整理し、ご紹介します。
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<前提>

人によって差は異なるものの、自分の「言葉遣い」が相手や

周囲へ悪印象を与えている可能性があることを忘れてはならない。


■間違った言葉遣いの確認
×:「ご注文は以上でよろしかったでしょうか。」
○:「ご注文は以上でよろしいでしょうか。」

×:「ステーキのほうお待たせいたしました。」
○:ステーキ、お持ち致しました。

×:「5,000円からお預かりいたします」
○:5,000円、お預かりいたします。

■敬語の復習

<尊敬語>
相手の言動を高めるための表現

※(相手が)いらっしゃる
 (相手が)おかけになる

<謙譲語>
自分の言動を低めるための表現
相対的に相手を高めることになる

※(自分が)拝見する
 (自分が)申し上げる

<丁寧語>
高低のない丁寧な表現

※~です
 ~します

■正しい表現が大切な理由
あなたの言葉遣いに違和感を覚えてもお客様は注意・指摘を
してくれないものです。

つまり、
『あなた自身や会社に対してマイナスイメージを抱いたままに
なってしまう可能性があります。』

これは、
あなたの人柄や能力、会社の商品やサービスをお客様に認めてもらう
以前の話しになってしまいます!

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そして、
言葉遣いの基本を再確認して、
日常での活用や後輩指導にご利用頂けたらと存じます。

その先のプロセスは、
今後、「ビジネス上の言葉遣い■後半■」にて、
ご紹介していきます。

ビジネスマンとして機会がある方は、
改めて、または初心に戻ったつもりで、
お読み頂けたらと存じます。

また、この記事をお読み頂き、
少しでも皆様のお力になれたら幸いでございます。

どうぞ今後ともよろしくお願い致します。

黒田




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■ 3. 編集後記

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実は、中国事務所は、スタッフが辞めてしまったことにより
泣く泣く撤退になってしまったのですが、
あきらめずに
1.インドかネパールの会社への外注
2.ベトナムか大連(中国)で事務所設立
などを検討しています。

プログラミング言語は基本的に英語なので
日本語があまり必要とされない
業務はやはり人件費の安い海外に出したほうが
よいのではと感じています。
とはいえ言葉の問題もあり、コミュニケーションコスト
がかさむリスクもありますが、中国での2年の経験で
回避策をいろいろ学んだので
めげずにまた挑戦しようと思います。
また、本メルマガで経過などご報告させて頂きます。

来週も、水曜日にお届けします!


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