こんにちは！
CMSproの森山です。
本日のテーマは
『リスティング広告で最低限必要な4つの配信先設定』
です！
自社でリスティング広告を出してから、思うように問合せに繋がらない方や広告を最適化する時間がない方は是非今回のテーマを参考にしてみてください。
今回のテーマで扱うリスティング広告はGoogle検索広告、Yahoo検索広告を想定しております。
また詳細な機能はGoogle広告に準拠して解説します。
１．リスティングを継続して行ううえで大切な考え方
２．基本的な配信設定について
３．その他の配信設定について
１．リスティングを継続しておこうなううえで大切な考え方
まずは自社でリスティング広告を行う際に必要な考え方・ノウハウをご紹介します。
それはずばり"無駄な配信をしない"ことです。
リスティング広告を行う目的は、基本的には顧客獲得・自社の収益向上のためかと思いますが、そもそも顧客になりえないユーザーに配信しても意味がありません。
そこで必要になってくるのが配信設定です。無駄な配信を減らして最適化しましょう。
各種ツールで設定できる項目は多岐にわたりますが、今回は時間があまりなくても設定が簡単で、また重要な配信設定を4つご紹介します。
２．基本的な配信設定について
今回は設定が簡単かつイメージしやすい4つの配信設定を解説します。
"キャンペーン"など用語の意味や実際の設定手順などはメール後半に記載の動画にて解説しております。よろしければこちらもどうぞ。
【地域設定】
キャンペーン単位で設定できる機能です。配信地域の指定と除外設定ができます。
設定する際は都道府県レベル、規模によっては市区町村レベルまで調整できるほか、ある地点を中心に半径○○以内などの設定もできます。
配信対象について、例えば東京都に配信地域を指定した場合、そこに住む人および、東京都外の方でも東京に関心を示している方を対象に配信します。
東京都に住んでいる方のみに限定する場合は、東京都以外を除外設定にかけます。
【時間（広告のスケジュール）設定】
こちらもキャンペーン単位で設定できます。曜日や時間帯の指定が可能で、指定外の時間帯や曜日には配信されません。
【ユーザー属性設定】
こちらはキャンペーン単位・広告グループ単位で設定が可能です。
ユーザー属性とは性別・年齢・世帯年収の要素からなり、男性にしか広告を表示させない、25～34歳の方へは配信しない、世帯年収の上位〇％対象に広告を配信するなどの設定が可能です。
扱っている商材・サービスに応じて、狙った顧客へ広告を配信する必要がある場合に必要な設定となります。
【キーワードの設定】
最後に今回取り上げるなかで一番重要ともいえるキーワードの設定についてご紹介します。
広告を表示させるためのキーワードの設定ですが、大きく以下の2点について検討する必要があります。
・キーワード自体の選定方法
・設定するキーワードのマッチタイプ
キーワードの選定方法は多岐にわたるため、今回はマッチタイプのご紹介にとどめます。
マッチタイプとは登録するキーワードとユーザーが実際に検索するキーワードがどれくらい一致していれば広告を配信させるか決める要素になり、一致度が低いものから部分一致・フレーズ一致・完全一致があります。
マッチタイプ自体は最近その基準が変わったため、詳細は以下をご参照ください。
https://support.google.com/google-ads/answer/7478529?hl=ja
ここまでご紹介した解説について、実際の設定方法含めて以下に動画にまとめてご紹介いたします。
https://youtu.be/uB8bqWvtGK0
開始7分くらいはリスティングの基礎的な解説になります。その他、自社運用と他社運用のどちらがいいかなどのテーマも取り扱っております。
３．その他の配信設定につきまして
先にあげた4つの設定以外にも、広告の配信先を細かく最適化することができます。
こちらでは『オーディエンス』機能についてご紹介します。
こちらでは主に以下のような設定が可能です。
・○○を趣味としているユーザーへの配信or除外（アフィニティ）
・○○を購入しそうなユーザーへの配信or除外（購買意向強）
・○○（業種や従業員数など）な企業にお勤め、住宅を持ってるなどの情報をもったユーザーへの配信or除外（詳細なユーザー属性）
・こちらで作成、設定したリストに該当のユーザーへの配信or除外
上記のオーディエンスを配信先として設定する場合、指定オーディエンスの方のみに配信するターゲティングと指定オーディエンスの方の配信状況をモニタリングするモニタリング設定のいずれかを選ぶ必要があります。
広告運用において最適化するために使える要素ではありますが、なかなか手が回らない領域でもあります。
もしリスティングを始めてみたが、なかなかうまくいかない、あるいは手が回らないということでしたら、是非CMSproまでご相談下さい。
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