皆様、こんにちは。
今回はマーケティング担当の磯田が担当させて頂きます。
今回のテーマであるTik tok(ティックトック)はご存知でしょうか?
CMや広告で一度は見たことあるかもしれませんが、映像配信SNSアプリになります。
こちらはYou Tubeと違い、1本が15秒~1分の短い動画になります。
私も最近視聴しているのですが、短くてサクサクと流し見ができるので映像版のTwitter感覚で利用しています。
そんなTikTokですが、もちろん他のSNSと同様に広告が表示させることができます。
今回はTikTok広告の運用、広告費用などをご説明させて頂きます。
そもそもTikTokって何?
お子様がいらっしゃる方ならご存知かもしれませんが中高生に大人気(らしい)です。
ダンスや音楽などでブームを起こしているのは事実です。
例えば、有線で流れている流行りの曲はTikTokで良く利用されていたり、
iTuneなど音楽配信アプリのランキングを埋めている状態です。
2018年に日本にリリースされてから950万人の利用しており、
中高生が約50%利用していますが、20代以上も約50%が占めているのでターゲットになるユーザーがいることが伺えます。
登録しているユーザーがユーチューバーと同じように、撮影し配信しています。
大きな特徴としてはTikTokに登録されている音源を利用できるというところでしょうか。
詳しくは実際にダウンロードして見ていただくのが早いかと思いますので、ぜひアプリをダウンロードしてみてください。
TikTokの広告の種類と運用方法
ここからが本題となりますが、調べただけでも大きく4種類の広告があります。
「起動画面広告」「♯チャレンジ広告」「インフィード広告」「Tik Tok Ads」です。
TikTokを知らないとイメージしにくい所もあるので実際に利用してから読んで頂くことをおすすめ致します。
◯起動画面広告
こちらは、アプリ起動時に全画面に表示される広告です。(登録から1週間くらいは広告が表示されないのでご注意ください。)
なんと、1日1社限定の広告になります。なのでほぼ全てのユーザーに目に止まるのでとても訴求力があります。
しかも保証インプレッション(保証IMP)が設定されているので300万回再生が保証されています。
そんなすごい広告ですが、費用が約600万円するそうです。。。
申し込み先着順なので利用者の多い日時はすぐに埋まってしまうそうですが、
うまく利用できれば費用対効果はとても高いようです。
◯♯チャレンジ広告
広告配信側がハッシュタグを設定しインフルエンサーに動画投稿してもらいます。
これだけ聞くと全く意味がわかりませんよね。
実際の事例でグリコのポッキーの商品を宣伝するために利用されました。
ハッシュタグは「#ポッキー何本分体操」です。
テンポの良い曲に合わせて簡単な振り付けをしている動画です。
人気のあるインフルエンサーが投稿すれば真似をして投稿する人が増えます。
視聴だけしているユーザーにもその動画が閲覧されポッキーの宣伝が連鎖していきます。
この広告方法は他の広告と違い広告と認知されにくいという特徴があります。
ユーザーが自ら投稿したりあえて視聴してもらえるというメリットがあります。
さて、その広告費用ですが、「起動画面広告」で表示させた場合は約600万円、保証IMP300万回です。
この後説明しますが、「インフィード広告」で表示させた場合は770万円、保証IMP220万回になります。
これも複数の枠を選べばそれぞれ広告費用が発生します。
こちらの費用ですが、制作費、広告費、キャスティング費、企画費などが含まれてたパッケージなので
広告コストが高くなるようです。(起動画面広告も同様です。)
◯インフィード広告
動画を視聴する方法でTikTokが選んでいる「おすすめ」があります。
インフィード広告はこの「おすすめ」だけに表示される広告です。実際利用しているとわかるのですが、
おすすめをエンドレスで視聴する方が多いのではないかと思います。
ハッシュタグの設定は出来ず、ハッシュタグをつけたい場合は「♯チャレンジ広告」に
する必要性があります。
インフィード広告は、2つのタイプに分けられます。「OneDayMax」と「BrandPremium」です。
「OneDayMax」は1日1社限定で最初に表示される広告です。
広告費用は770万円で保証IMPは220万回です。
「BrandPremium」は、1日4社限定の広告です。50~350万で内容により変動しますが、
今までの説明した中では一番現実的になります。
おすすめフィードに80post内に表示され、保証IMPは200万回~1400万回になります。
◯Tik Tok Ads
こちらは中小企業向けの広告になっており、登録すればテンプレートを使用して動画を作成できたり費用を自社だけで完結できるシステムになっています。
広告費用の方も上記とは違う費用計算方法になります。
インプレッション課金(CPM)→ 広告が1,000回表示されるたびに料金が発生
クリック課金型(CPC)→ 表示された広告がクリックされるたびに料金が発生
再生課金型(CPV)→ 広告動画が一定時間再生された場合に料金が発生
最適化クリック課金型(oCPC)→ 特定のコンバージョンに応じて単価が自動調整される
こちらはリスティング広告のようにクリック=費用発生のように予算が調整しやすいようになっています。
とはいえ、リスティング広告のようにユーザーに興味を持ってもらえるように工夫する必要があるのでその都度、調整が必要になってくると思います。
また、2020年12月31日までに使用できる「TikTokビジネス支援プログラム」があります。
対象の中小企業に約3万円分のクーポンを配布しているので審査に通れば3万円分運用できます。この機会に試してみるのも手だと思いますのでぜひ検討してみてください。
ご拝読頂きありがとうございました。