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マーケティング手法の一つ、ペルソナを試してみよう!

2020年03月31日(火) メルマガマーケティング

こんにちは!

CMSproの野口と申します。
今後ともよろしくお願いいたします。

コロナウィルスそのものも大変恐ろしいのですが
経済への影響も非常に由々しきものになってきました。

自粛要請に伴い、閑散としてした街並みは必要とはいえ大変に心苦しく、
平時の賑わいが如何に大切なものであったか思い知らされます。

一刻も早く事態が収束され、また明るい気持ちで
気軽に遊びに出かけられる日を心待ちにするばかりです。

…さて少し暗くなってしまって申し訳ないのですが、
本日お伝えするテーマは
『マーケティング手法の一つ、ペルソナを試してみよう!』です。

ペルソナとは自社の典型的なユーザーのイメージを指す言葉であり
具体的には年齢や性別、住所や好みから家族構成などが非常に細かく
設定された自社の顧客としての人物像のことです。

マーケティングの世界ではそうしたペルソナを戦略の方向性や
具体的な施策の立案に役立てており、"30代男性"などの
いわゆるターゲットよりももっと深く考え抜く点が特徴的です。

自社のユーザーのことなんてわざわざ考えなくてもわかりきっている…
という方も多いかとは思われますが、改めてチーム全体でおおまかにでも
顧客イメージを捉え直す中で目標の認識を深め、様々な意見出しも期待できます。

今回は簡単な手順の説明となりますので
マーケティングというより、そうした自社分析の一つの手段として
参考までにしていただけますと幸いです。

大まかに用意するべき設定は以下の通りです。

・基本情報(氏名、年齢、性別、居住地、出身地、血液型、誕生日など
・学歴、職歴
・現在の職業(業界、業種、職種、役職、年収など)
・家族構成(独身or既婚、子どもの有無など)
・ライフスタイル(起床・就寝・通勤時間、食生活、休みの過ごし方など)
・趣味(インドア派かアウトドア派なのか、好きな音楽・雑誌・映画など)
・性格(価値観や目標)
・インターネット利用状況(デバイス、利用時間、SNS、お気に入りのサイトなど)

一例ですが、これくらい細かくびっしりと作り込むことでキャラクターとしてどのように動くのかというイメージも湧いてきます。マーケティングの世界では様々なデータを収集、活用することでこのペルソナを作り上げていきますが、まずは試しに、自社の既存ユーザーの情報を元に、設定を当てはめていくやり方で良いと思います。

初めに少しお伝えしました通り、ペルソナというユーザー像を作り上げることはマーケティングとしてではなくてもメリットが複数存在します。

ユーザーのニーズが理解でき、何を用意するべきかが分かる

情報量が大幅に増し、価値観の多様化が浸透しつつある現代では年齢と性別だけではユーザーの心は中々捉えきれません。それよりも細やかな設定を作り込み、その動きを予測して適切なサービスを用意してあげることで初めて"選んでもらえる"ようになるのです。

組織内での顧客像を共有できる

チーム内でそれぞれ顧客のイメージがブレてしまっていては戦略がなかなか固まらなかったり、共有できていないばかりに無駄な作業が発生してしまったりということが起こり勝ちです。
それぞれの行動にペルソナという根拠、ワンステップがあるだけでチームとしての動きは劇手に改善されることでしょう。Aさんはこう考えるから、こういうものを用意しませんかとアイデアも自然に論理的になり、組織としても非常に洗練されていくのです。

まずは既存顧客の目線を活用…とはお伝えしましたが、そこに拘りすぎてしまうと肝心の新規顧客の人物像とのズレが起きてしまいかねません。それでは本末転倒でもありますので新しい顧客とのご縁が出来た際には必ずその情報を元にペルソナ像もアップデートさせていきましょう。

定期的にどんなお客さんが来てくれたか、これまでのお客さんとの違いは何かなどをチームで考え抜くことで既存を大切に、新規を呼び込みやすい動きが取れるようになっていくことでしょう。

以上、マーケティングでよく言われるペルソナを試しに使ってみるメリットの説明でした。

今後ともよろしくお願いします!

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