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WordPressとうまく付き合う方法

2019年07月12日(金) メルマガ

いつもCMSpro週刊メルマガをご覧頂き、誠にありがとうございます。
今週は制作の秦野が担当させていただきます。

弊社ではこれまでWordPressというCMSを利用してサイト構築をしてまいりました。ほとんどのお客さまのホームページにこの仕組みが利用されています。

なぜWordPressを選んでいるか?ですが、
コストがかかりにくいというのもありますが、一番の理由は「ホームページからの集客するための運用がしやすい」からです。
現時点で、数あるCMSの中でWordPressがシェア率トップであることからも、集客や運用の面で非常に強力なツールだと言えるでしょう。

しかし、WordPressには悪い点もあります。
主には以下の3つ下と思います。
セキュリティー面の問題、バージョンアップ対応への難易度、そしてWordPress独自のクセがある事です。

お客様の中にはWordPressをご自身で管理したいという方もいらっしゃいます。
もしくは、簡単な事なら自分でやりたいという方も少なくありません。
そんな方々に向けて、今回はWordPressを運用していく上での、うまい付き合い方について、少し紹介したいと思います。

WordPressとうまく付き合う方法
CMSpro制作担当:秦野

WordPressはシェア率が高く、コードも公開されているため、
海外の悪質なセールス業者などに、アカウントのハッキングや、ウィルスの埋め込みを狙われてしまう事があります。
そういったリスクを防ぐために、WordPress本体や各プラグインのアップデートを常に実施する必要があります。
ホームページへの攻撃方法は都度変化していきますので、
最新の状態であれば、ウィルス対策も強いものになっているだろうというのが基本的な考えです。

しかし、アップデートは自動化する事も出来なくはないのですが、
不具合が起きるケースも多くあまり現実的ではありません。

アップデートをしたら動かなくなってしまうものや、
プラグインの作者がもう更新をやめていたりすると、他をアップデートすると動かなくなってしまうものもあります。
また、相性の悪いプラグイン同士を入れていると、そのせいで動かない事も。。。

アップデートして、ホームページの表示が崩れたり、プラグインが機能しなくなった場合は、プラグインを一つ一つ停止して、どれが原因か探ってみたり、WordPressを再インストールしたりとさまざまな解決方法を試みる必要があります。

こういった理由で自動化は危険だったります。
そこで弊社では定期的に人手を使って、各サイトのメンテナンスを行っています。

WordPressはHTMLのみで作成されたホームページに比べると、かなり複雑な作りとなっています。
PHPとデータベースとを組み合わせてHTMLデータを吐き出すような仕組みになっているのですが、これらも定期的にバージョンアップが行われます。

マイナーなバージョンアップであれば特に問題がない事が多いのですが、
大幅なバージョンアップですと、WordPressの構造や内容を調整しなければならない場合もあります。

弊社のお客様では少数派ですが、サーバーを自社で管理されている方もいらっしゃいます。
PHPやデータベースの設定はサーバー側での調整が必要となりますので、サーバーの管理画面から操作が必要です。

しかし慣れないうちは、よくわからず操作手順がわからないかと思います。
サーバー会社ごとに電話サポートを設けている場合がございますので、問い合わせたりをするのが一番確実な方法かと思います。

WordPressも最新のものにしたし、サーバー側の設定もバッチリ。
なのに、なぜかホームページが表示されない。。。。
よくよく調べてみたら、「あ、こんなところの設定が間違っていた」とか「こんなスペースに変なコードがなぜか入っていた」などという、
WordPress特有のクセみたいなものがあります。

こればかりは場数を踏むしかないかもしれません。。。
しかしシェアが多いことで、同じような症状に見舞われている方が、解決策をブログなどであげてくれている事も多いため、一度検索をしてみると解決策が見つかるかもしれません。
特にエラー文が出るような場合は、その文章をそのまま検索するのがオススメです。

また、トライアンドエラーしていく中で、よくある現象は覚えておくようにすると安心ですね。

今回はWordPressの運用でつまづきやすい問題に対して、どううまく付き合うかご紹介しました。ここまでお読みいただきありがとうございます。
参考になれば幸いです!

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