いつも週刊メルマガをご覧頂き、ありがとうございます。
今週はCMSproマーケティング担当の町田が担当させて頂きます。
東京、暑いです。
すぐに肌が焼けてしまう自分としては(どうでも良い情報ですね)
決まって、「あれ?海でも行きました?」と言われる季節となりました。
さて、
今回は、目標をブレークダウン(=細分化)する大切さについて、
お伝えしたいと思います。
これにより、可能か不可能か、や
具体的にやるべきことが解ってくるので、
是非意識して取り組んで頂きたいです。
目標をブレークダウン(=細分化)する大切さ
目標のブレークダウン全体像
まず目標のブレークダウンですが、
自分なりには大きく分けて、5つのステップがあると思います。
1.目標数を決める
2.期間を決める
3.月、週までブレークダウン(細分化)する
4.現在の状況を把握する
5.やるべき事を把握する
具体的に見ていきましょう。
1.目標数を決める
基本的な事ですね。ですが、これが無いと何も始まりません。
しかし、「いっぱい問い合わせが欲しい」「売上は多ければ多いほうが良い」など
曖昧な設定だと、出だしでつまずいてしまうので、要注意です。
売上でも、受注数でも、「具体的な数値」を決める事が大切です。
2.期間を決める
「1」と一緒に考える部分ではありますが、重要な目標指標のひとつです。
同じように、「出来るだけ早く」「いつか達成したい」などの
抽象的な設定は、避けましょう。
1年で達成したいのか、10年で達成したいのか、
やはり数値に起こすのが大切です。
(補足。そんなの考えられない、数字なんて分からないと
思う方もいるかもしれませんが、ざっくりでも良いので数字を出すのが大切です。)
3.月、週までブレークダウン(細分化)する
次にその目標を細かくしていきましょう。
月単位までは最低限、細分化する必要があります。
例えば、1年間で、1200万売上目標、を掲げたとしたら
1200万÷12ヶ月=100万
と単純計算で、月100万程度の売上があがれば、目標達成に近づく事になります。
(週単位だとだと約22万円)
1年で1200万と想定して、目標に向かっていくよりも、
より現実的な数字になってきた気がしませんか?
4.現在の状況を把握する
目標を設定したら、いざ、実行!の前に、
しっかり現在の状況を確認しましょう。
月で何件取れているか、だけではなくて、
「どのようなプロセスで取れているか」が大事です。
チェックする項目としては、
1.商品、サービスの平均単価
2. 問い合せ数からの受注率
3. ホームページへのアクセス数と問い合せ数(率)
があります。
商品の平均単価が、20万円
問い合せからの受注率が30%
ホームページへのアクセス数が月600件
問い合せ数が月12件(問い合せ率2%)
だと、3件~4件の売上があり、
60~80万の売上高があるということになります。
さて、これで目標と現在の状況が把握できました。
5.やるべき事を把握する(改善点の抽出)
月の目標売上100万に対し、
60~80万の売上しかない、ということがわかりました。
ここで「じゃあもっと頑張ろう!」ではなくて、
「何を」頑張ろうが大切です。
上の例で言えば、
目標達成するには、
・ホームページのアクセスを1.5倍にする
・問い合せ率を倍の4%にする
・商品の平均単価を30万円にする
などの、対策内容が挙げられます。
そこで、具体的に「何を」頑張るかになります。
アクセスアップの為にSEO対策をする、
問い合わせ率を上げるため、ホームページを改善する
商品の平均単価を上げるため、アップセルをする。
がありますね。
具体的な対策、改善案が見えてきました。
あとは、その対策を行うのみです!
目標を設定し、それをブレークダウンすることで、
具体的に何をすればよいかが見えてきました。
基本的な部分でご存知の方が多いかもしれませんが、
再度、目標設定を見直すのもありかもしれませんね。
是非、お試しください!
*************************************************************
いかがでしたでしょうか。
1年の売上目標をざっくり掲げるよりも、
目標を細分化、さらに現状を細分化していくことで、
具体的な対策が見えてきたと思います。
ホームページのアクセスアップ、改善について、
お悩みがございましたら、いつでもご相談ください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
町田 亮