おはようございます。
谷口です。
先週、この道20年のベテラン経営者の方が、
「社長が、経営することが、嫌になってしまう多い理由が、従業員との人間関係だ。」
と言っていたことが、印象的でした。
自分も、人を使って仕事をすることに慣れていない時は、
「一人に戻れたらどんなに楽なんだろうか。。」
とよく思っていました。笑
なんで、難しいし、やっかいで嫌になるのか?
おそらく他人は、全く思い通りに動かないから
なんじゃないかなと思います。
更に、自己資金で会社を経営している社長が、
会社勤めのマネージャーと違うのは、
マネージャーは、使えない部下が、いても金銭的な実損は、
ないですが、社長は、もろに金銭的なダメージを食らうという
ことです。
そういう背景もあるので
社員が、わけのわかないことをすると苛々が、増幅します。笑
自分は、苛々して、円形脱毛になったりしましたが、どうにか
社員がいるという環境に適応できました。
いつから、適応しだしたのか曖昧ですが、
「他人は、全く思い通りに動かない。」
だから「自分の思い通りに動くように期待しても無駄だ。」
ということが、腑に落ちてから
楽になっていったような気がします。
この諦めの地点に立つと、少しでも社員が、自分が期待する
方向に動いただけで、感動します。
感動すると褒めます。
そうすると社員も嬉しいので、
「こう動くと褒められる。」と
学習します。
そうなると、完璧に期待通りとまでは、いかないものの
社員が、いい動きをしだします。
すぐにというわけではないですが、じわじわといいループに
入っていく気がします。
もちろん会社としてこの地点を目指していて、あなたには、こういう動きと
結果を期待しているというのを、まめに伝えていくことも
大切ですが、諦めの地点からのマネージメントをしていくことが、
両者にとって気が楽で結果が出やすいのではと思います。
– 谷口