こんばんは。
谷口です。
ダイレクト出版の小川社長のブログの記事がおもしろいです。
http://www.ogawatadahiro.net/000457/
「お金」をケチっていると、
結果的に「時間」を大量に消耗する
ので、事業の状況に合わせて、お金をケチるのか
時間をケチるのか判断したほうがいいという内容で
なるほどな~と思いました。
うちの会社の決算申告、1期目から4期目は税理士の先生に頼まず、
自分で勉強して自分でやりました。
9月決算なので、当時は、9月になると
仕訳帳に1年分のデータをひたすら入力し、なかなか合わない数字に格闘しながら
決算書を作るという最高に面倒な作業を開始しないといけなくなるので
最高に憂鬱でした。。
2期目からは、税理士の先生にお願いする位のお金があったのに
お金をケチって自分で決算申告をして大量の時間を消耗し、
更には、苦手なことを無理にやるストレスを貯めた
自分は本当にバカでした。笑
決算申告という業務は、自分の仕事には、全く関係ないので、
いくら極めても売上は増えないし、利益も増えません。
4期目に申告書を作るために費やした
約100時間という時間を本業に費やしていれば、
税理士の先生に払う報酬以上の利益を間違いなく稼げていました。
しかも、苦手なこと、嫌な事をやるストレスで
お酒を飲む量が増えて、お酒代が余計にかかっていました。。
儲ける機会を減らす上に、無駄に時間とお金をお酒に使うようでは、
本末転倒でした。
お金を節約したつもりで損してました。
本業のホームページ制作、SEO対策やリスティング広告の運用などは、
外注せずに、時間をかけてノウハウをためていくのは意義があります。
本業以外のことで、時間をかけて、ノウハウをためても収益化しにくいので
お金があれば、どんどん外注したほうが合理的ではと思います。
さらに本業であっても、どこにコア・コンピタンスを設定するかで
自社でやること、外注することが変わってきます。
アップルは、商品コンセプトを作って、デザインまでは自社でやり、
実際に製品を作るのは外注しています。
かなりおこがましいですが、アップルを少し参考にして、
自社のコア・コンピタンスを
「集客できるホームページを作るためのプランニング、集客数を持続的に増やす運用法」に
設定して、実際にデザインをして、ホームページを作る業務は、殆ど、フリーランスの人に
外注しています。
低価格帯の薄利多売モデルで、
企画する人、デザインする人、ページを作る人を社員で抱えると
固定費が高くなり、売上が、少しでも下がるとすぐに利益が飛ぶという
地獄のような状況を経験して、しかたなく、自社の強みに絞って
業務を組み直したという経緯があったのですが、
思い切って振り切った結果、固定費も下がり、前よりもサービスに特徴が出て単価もあがり、
収益性が改善されました。
お金をケチって、自社でやっているけど、本当は、外注したほうが
よい業務がないかどうか一度、チェックし、
該当する業務は、外注すると断捨離効果ですっきりして、
自社の強みもよりくっきりしてくるかもしれないのでおすすめです。
– 谷口翔太