Webサイトの運営者がGoogleアナリティクスの正確な分析データを知るために使える機能に、Googleアナリティクスの「オプトアウトアドオン」があります。
この記事では、オプトアウトアドオンのインストール方法や操作方法、導入の利点、拡張機能の信頼性などについてご紹介します。
インストールするだけで無償で使えるので、利用してみてはいかがでしょうか。オプトアウトアドオンを利用する際に知っておきたい注意点についても、詳しく解説していきますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
WEB担当者必見!Googleアナリティクスオプトアウトアドオンでどんなことができる?
Googleアナリティクスのオプトアウトアドオン機能とは、Googleアナリティクスの情報の中に、自分のアクセスデータを反映させないようにできる機能です。
たとえば企業のマーケティング担当者が、正確なデータ分析を行うために、自分のアクセスデータを無効にするといった形です。
Webサイトの運営などを担当している方には、ぜひオプトアウトアドオンの利用をお勧めします。
アクセスを無効にする意味とは? ~正しい情報を得るため~
オプトアウトアドオン機能を使ってアクセスを無効にするのは、Googleアナリティクスからより正しい情報を得るためです。
社内の人はWebサイトの見込み客ではないので、自分たちのデータをGoogleアナリティクスに反映させてしまうと、正確なデータを知ることができません。
しかし、Webサイトの運営に関わる人は、仕事のために頻繁にWebサイトにアクセスするため、どうしても分析結果に影響を与えてしまいます。
そこで、自分たちのデータを除外することによって、より正確な分析を行うことができるようになるというわけです。
導入するメリットとデメリット、利用上での注意点
オプトアウトアドオン機能を導入するメリットとデメリットをご紹介しましょう。
導入することで得られるメリット
オプトアウトアドオンは簡単に導入することができるので、専門的な知識やスキルがなくても、気軽にインストールできます。
一度設定するとIPアドレスが変わっても有効なので、違うパソコンや複数のパソコンからアクセスをしても、同じブラウザであれば適用になります。
正しく利用するために絶対に知っておきたいデメリット
オプトアウトアドオンはとても便利な機能なのですが、パソコンのみのデータしか除外することができず、スマートフォンやタブレットからのアクセスは除外できません。(ブラウザによっては、パソコンでも対応していない場合があります。)
そのため、自分のデータを除外させたい人は、必ずパソコンからアクセスしなければならないという大変さがあります。
また、オプトアウトアドオンはブラウザごとに設定する必要があり、複数のブラウザを使っている場合はひとつずつ設定しなければなりません。大規模に導入したい場合は、オプトアウトアドオンは向いていないでしょう。
Googleアナリティクスオプトアウトアドオンのインストール方法

オプトアウトアドオンをインストールするには、まず下記の「Googleアナリティクス オプトアウト アドオン」にアクセスし、「Googleアナリティクス オプトアウト アドオンをダウンロード」をクリックします。
Chromeのウェブストアのページに遷移したら、「Chromeに追加」をクリックします。そうするとポップアップが表示されるので、「拡張機能を追加」を押せば、インストール完了です。
Googleアナリティクスオプトアウトアドオンの安全性について
オプトアウトアドオンはとても便利なツールですが、安全に使うことができるかどうかというのは、Webサイトに関連する仕事をする人としてはとても心配な点です。
安全性については、オプトアウトアドオンはGoogleの公式ツールなので、ウイルスの感染や情報漏洩等の危険性に関してはまず安心といえるでしょう。
また、Googleでは信頼できる拡張機能に認証バッジの付与をしていますが、オプトアウトアドオンにも認証バッジが付与されています。こうしたさまざまな点からも、オプトアウトアドオンは安全に使えるツールと考えられます。
まとめ
Googleアナリティクスのオプトアウトアドオンは、自分のアクセスデータを無効にすることができるツールで、より正確なGoogleアナリティクスの分析データを知りたい人には最適です。
たとえば企業のWebサイト運営担当者や、マーケティング担当者など、サイトにアクセスする回数の多い人は、オプトアウトアドオンを入れておいた方がいいかもしれません
パソコン以外のデータを無効にできないというデメリットもあるので、自社のデータを計測する際に、スマホではなくパソコンを利用することが多い人にお勧めします。