今週は、CMSpro制作担当の沖野が担当させていただきます。
集客用サイトは見た目が何割?
制作担当: 沖野直人
本メルマガを読んでいただいている方のなかで、
ホームページを新しく制作、またはリニューアルをご検討されている方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は、集客用サイトと見た目(デザイン)について書いてみたいと思います。
おしゃれなデザインのサイトのほうが集客できる!?
・「キレイでかっこいいデザインのホームページを制作、またリニューアルすればドンっとアクセス数も上がってお問合せも増える」
・「ホームページの中でもトップページのデザインがもっとも重要なので、
徹底的にキャッチコピーや細部の色・フォントをこだわれば集客できる」
・「文章量が多いとデザイン的にクオリティが落ちるから、文章を減らそう」
答えはすべてNOです!
上記3点に関しては、もっとも勘違いしやすいケースです。
集客用のサイトに関しては、語弊がある言い方をすると、
<良いデザイン=集客できる>という関係性に当てはまりません。
もちろんデザインは大切ですが、集客するうえで最初の段階で重要なのは、
<ホームページに来てもらうこと>です。
そもそもホームページを見てくれる訪問者が集まらなければ、
どんなにキレイで最先端のデザインであってもその効果を発揮することはできません。
集客用サイトでもっとも陥りやすいケース
集客用サイトのデザインでもっとも陥りやすいケースとして、
自分(担当者)の好きなデザインで作ってしまうケースです。
決して少なくない費用を払っているので、
「自分が好きなデザインで作りたい!」
「自分の好みのかっこいいデザインを作りたい!」
と思う気持ちは痛いほどわかります。
ただ当たり前のことですが、サイトを見て
お問合せをするかどうかは、当然サイトを見てくれているお客様です。
重要なのは、上記のように自分発信の自己満足のデザインで制作するのではなく、
<設定したペルソナやターゲットがどう思うか?>に焦点をあてて作るべきです。
デザインよりも優先すべきことはコンテンツ
特に中小企業で集客したい場合では、見た目やデザインよりも、
お客様が困っていることや悩んでいる課題の解決を、どのように効果的に解決してくれるかをサイトに記載してアピールできるかにかかってきます。
そのため、集客したいサイトの場合は、まずコンテンツへの注力を
優先することが理想的となります。
また、場合によっては、想定しているペルソナやターゲットのリテラシーに合わせて、
わざと少しデザイン性を落として、制作するケースもあります。
コーポレートサイトならデザインにこだわってもOK
デザインにこだわっても良いケースとしては、コーポレートサイトを制作する場合です。
コーポレートサイトは簡単に説明すると企業や会社のサイトで、
自社の事業内容やビジョン、沿革や取り組みなどを社内外へ向けて発信するためのサイトです。
コーポレートサイトの役割としては、集客目的ではなく、世の中にどのような会社なのかを知ってもらう存在なので、会社として好きなデザインにこだわって制作してもOKです。
以下では弊社のケースを例としてご紹介します。
<CMSpro:集客用ホームページ>
https://cms-professional.net/
<リンヤ株式会社:コーポレートサイト>
https://rinya.co.jp/
まとめ
いかがでしたでしょうか?
個人的には集客用サイトの見た目としては、
ある程度キレイに(素人が作った感が出ない程度)作られていれば十分だと思います。
それよりも、想定しているペルソナやターゲットの目線でデザインが作られているか?
またコンテンツが作られているか?
ここに多くの時間を割いて、制作やリニューアル、また運用をしていくことが集客への成功率は極めて高くなると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
沖野直人