今週は、CMSproカスタマーサクセスチームの武田が担当させていただきます。
次はどうなる?!Googleの検索エンジンアップデートの歴史
カスタマーサクセスチーム: 武田
最近はSEOの順位を見ていると、Googleの検索アルゴリズムの変更、コアアップデートが行われ、その頻度も増えてきているように感じます。
過去のアップデートからGoogleの本質的な方針を理解し、次のアップデートに向けて準備をしていくことが大切です!
Googleの検索エンジンアップデートについて
Googleでは、年に1~2回ほど不定期に検索アルゴリズムの核となる部分をアップデートしています。
この大規模なアップデートの影響によって、大幅な順位変動が起こるのです。
しかし、大規模なアップデートが起こらずとも、Googleの順位は日々変動しています。
これは、検索アルゴリズムが日々アップデートされているためです。
大規模なアップデートは、これまで常識とされていた事柄も変更されることがあります。
その為、近年では大きなアップデート前には、事前にアナウンスされるようになりました。
今回は、過去に行われた大きなGoogleのアップデートを3つピックアップし、時系列で紹介していきますので、参考にして頂ければ幸いです!
2011年 パンダアップデート ~品質重視志向へ~
親しみやすい名前であるため、聞いたことがあるという方も多いかもしれません。
これは、「低品質なサイトの検索順位を下げるアップデート」です。
文字数が少ない・内容が薄いホームページ、盗用されたホームページ、
広告が多すぎるホームページなどの評価が下がり、
品質の良いホームページの評価が上がりました。
2012年 ペンギンアップデート ~ずるは許さない~
これは「ランキング要因の穴を突いた(=ずるをした)サイトの検索順位を下げるアップデート」です。
従来は被リンクが多い、検索キーワードがサイト内にたくさん含まれているといった単純な要素がランキング要因として強く影響していました。その要因を利用して無意味に被リンクを買ったり集めたりしてできたサイトやキーワードだけを羅列、あるいは見た目には見えないように隠して載せる(いわゆる隠しテキスト)ホームページの評価を下げました。
逆にユーザーにとって「質」や「利便性」をまっずぐに追求し高めたホームページの評価が上がりました。
2015年 モバイルフレンドリーアップデート ~モバイル端末への対応~
これは、「モバイル端末で見やすい・使いやすいホームページをモバイル検索結果で上位に押し上げるアップデート」です。
当時Googleの検索の50%以上がモバイルデバイスからであったため、このアップデートが行われたと考えられています。
モバイル端末の画面のサイズに「最適化」されているかどうがが、モバイル検索での順位を左右することになりました。
まとめ ~これからのSEO対策~
今回は、Googleの大きなアップデートの中から3つを紹介しました。
Googleのアップデートの歴史を見ていくと、「ユーザー本位」となる検索結果を目指していることがわかります。
検索順位を下げてしまうホームページの特徴
▲低品質なホームページ(内容が薄い、内容を盗用しているなど)
▲リンクやキーワードが羅列しているだけのホームページ
▲モバイル端末非対応のホームページ
今後のSEO対策において、コンテンツの質の向上、モバイル端末でのユーザビリティの向上が、より重要になっていくと思われます。
2021年も大きなアップデートが予想されています。
ユーザーにとって見やすい・わかりやすい・使いやすいホームページを目指して、ご自身のホームページを事前に見直して頂ければと思います!