危機を好機に
こんばんは。
谷口です。
こういう厳しい時こそ、状況に合わせてうまく変化していくのが大切かと考えています。
どんな事業でも急激に景気が悪化すると顧客数の減少に程度の差はあれ、
見舞われるかと思います。
こればかりは、なかなか避けるのは難しいかと。。
ただ、自助努力でこの減少幅を緩和させることは可能です。
例えば、飲食業では、出前の需要が伸びています。
今まで店内飲食のみのお店だとしても、
新たに出前対応をして、広告を出して、新規の顧客を獲得していくことで
売上の減少を和らげることができます。
ある整骨院は、コロナで外出をためらう人のために出張整体をはじめていました。
工夫次第でどうにでもなると言い難い状況ですが、
やらないよりやってみる価値はあるかと思います。
また、これを機に違うセグメントを狙うのもありかと思います。
景気が悪くなるとコスト削減のため、高い商品から低い商品に乗り換えるという減少が起きます。
例えば、弊社は、機能が豊富なわりと高価なCRMであるSalesforceを使い続けています。
高いお金を払いながら機能を使いこなす能力がないため、ほんの少ししか活用できていません。。
いつも無駄なお金だなと思いつつ、ほかの安価でシンプルなCRMに変える
事務作業が大変なためズルズルと使い続けています。
ただ、こういう状況になり、仕事が減って遊んでいる社員が出てくると
その時間をCRM変更の作業に当てよう!となります。
弊社と同じように低価格帯への切り替えを検討する人が多くなるかと思います。
うまく使えばこの変化はチャンスです。
今まで割と高い価格帯で展開していた場合、新たに廉価版を作り、
そちらを積極的に宣伝をしていくと新たな層の顧客を獲得できます。
もちろん、もともと低価格帯の事業をしていた方は大チャンスです。
例えば1000円カット。
美容室で髪を切っている自分ですが、状況がやばくなったら1000円カットに切り替えます。
1000円カットの方は、高い価格帯の美容室から顧客を奪うチャンスです。
広告の反応が、景気が良いときより、格段に良くなります。
より低いコストで新規の顧客を獲得できます。
自社の事業モデルも、この大きな環境変化にあわせて変えていければ
生き残れる可能性は、高まります。
経営者の方は、いろいろと目まぐるしく、慌ただしい状況かと思いますが、
こういう時こそ、「一歩引いて、自社の事業について考え直す。」
いい機会だと自分は、ポジティブに考えるようにしています。
.ps
先行き不透明ですが、採用は、今まで応募が来なかったような層のいい人材からの応募が来て
ある意味バブっています。
いい人に来てもらって、もっと貢献できる体制作りを今、進めています。
谷口