SEOと集客はイコールではない
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ありがとうございます!
今週はマーケティングチームの松井が担当いたします。
本日のテーマは
SEOと集客はイコールではない
HPの運営をする上で何より欠かせないSEO。
SEOを重視しすぎることで技術にどっぷりハマっていくと
本来の目的である、集客の視点を忘れてしまいがちです。
今まで、メルマガではどうやってSEOを上げるか?など取り上げてきましたが、
ここで一旦、「目的」に立ち返るということもしてみたいと思います。
■SEOで上位表示をさせる方法
今回のテーマ「SEOと集客はイコールではない」ということを説明するにあたって、
まずは現在のSEOの基本的な考え方を説明しなければいけないと思います。
現在のSEOは、ご存知の通りGoogleの検索機能の飛躍的進化により、
相当細かい部分までサイト評価が行われます。
その技術を通してGoogleが目指しているものは
「検索ユーザーに最も適切な検索結果を提供する」ということです。
分かりやすい例で言えば、
「パスタ ゆで方」というキーワード打つユーザーは
自分でパスタをゆでる方法を知りたいと思って検索したということで、
どこかのお店に食べに行きたいという意図ではないということです。
なので、もしこの「パスタ ゆで方」というキーワードで検索上位にあげたいと思うなら
意図を汲み取り、上手にパスタをゆでる方法についての記事を書かなければ、
上位表示は狙えないということになります。
■HPを通して集客する方法
さて、では集客の視点で考えます。
前項の「パスタ ゆで方」のキーワードで上位表示を狙うのであれば、
その方法についての記事をアップしないといけません。
ここで、例えばご覧いただいてる皆様が、「新宿でイタリア料理を営む経営者」だとします。
パスタのゆで方を紹介する記事を書いたとして、はたしてこれが来店客を増やす、
「集客」となりえるでしょうか?
集客を望むのであれば、自店舗の良さや他店との違いなど、
ユーザーが来店したいと思う、魅力をアピールする必要があります。
「SEOだけ」を考えていくと、こういった乖離が生じてきます。
また、集客をしたい気持ちが先走り「パスタ ゆで方」のキーワードに対して
店舗訴求を行う記事を書けば、そもそも本末転倒で上位表示すら期待できません。
■両方を加味してHP設計を考えることが大切
大切なことは「SEO」と「集客」、どちらの軸もしっかり加味した上で、
サイト設計をしていくということです。
そして、今自社サイトに足りない部分を補うために、
アクセス数を増やすべきなのか、CV率を上げるべきなのか判断すると、
HP運営がしやすくなっていくと思います。
ここで一つの考え方をお伝えしますので、よろしければご参考にしてください。
まずは今回書こうとしている記事が「アクセス数」なのか「集客」なのか目的を明確にします。
その上で、対策したいキーワードが下記のどれにあたるのか考えます。
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①今すぐ客を獲得するキーワード
②潜在顧客となりうるユーザーへのキーワード
③ただ、情報を集めていて将来顧客にもならないキーワード
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③についてはそもそも対策する必要も無いケースがほとんどですね。
①、②に該当するようであれば、実際に検索をしてみて、
自社訴求をするコンテンツ(集客)なのか、情報収集のコンテンツ(アクセス数)なのか見分けます。
見分けた上で、本当にこのキーワードで対策をすべきかどうかを考えてみるとよいです。
以上で、今回のテーマは終わりです。
SEOと集客、両軸でサイト運営は一筋縄ではいきませんが、継続していただくことで、
上手くいく方もいらっしゃいます。
是非、大切なHP、上手に運営をしていただけますと幸いです。
とはいえ、、、、
・本業でなかなか忙しくてそれどころではない
・色々試してみたけど思うようにいかない
という方がいらっしゃれば、弊社でもSEO対策を行っています。
お気軽にご相談くださいませ。