CMSpro週刊メルマガをご覧頂き、ありがとうございます。
今週は、マーケティング担当の長谷川がお送りいたします!
今日のテーマは
「最初の落とし穴?SEO対策のキーワード選定方法」
です。SEO対策を行う時に、まず最初に決めるのが、
どんなキーワードで上位表示を目指すか、という所だと思います!
SEOに携わって3年以上経過致しましたが、
キーワードを選びは本当に難しくて奥が深い!と思っています。
キーワードの選び方を間違えてしまうと、
SEO対策を一からやり直す羽目になってしまうこともあります。
そこで今回は、、
SEOキーワード選定方法についてご案内します!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ステップ1:SEO対策キーワード候補をリストアップする
第一歩として、候補となるキーワードをずらっとリストアップすることをお薦めします!
リストアップする方法にも、いくつか種類があるので、順番にご説明します。
- 1.自分の頭で考える ——————————-
- 2.検索上位の競合サイトを調査する ——————————–
- 3.類似キーワードをツールで調べてみる ——————————–
まずは、自分の頭の中で「こんな感じかな」と思うキーワードを思いつくままに並べてみます。
例として弊社のホームページで考えると、
「ホームページ制作」
「ホームページ作成」
「ホームページ作成 集客」
「ホームページ作成 SEO」
などのキーワードがパッと思い浮かびました。
1番で思いついたキーワードで検索した時に、
既に上位表示されている競合サイトを実際に確認してみましょう。
検索結果に出てくる青い太字の部分(タイトル)は、
SEOキーワードを意識してつけていることがほとんどのため、
タイトル部分を見れば、競合サイトが他にどんなキーワードを
重要視しているかがわかります。
今回「ホームページ制作」で調べてみた結果、
上位に表示されている競合サイトのタイトルには、
「格安」
「制作会社」
「東京」
「WEB制作」
「マーケティング」
「制作代行」
「ウェブサイト制作」
などの単語が入っていることがわかりました。
この辺りのキーワードも、
対策キーワードの候補リストに追加します。
関連キーワードを調べることができるツールがあるので、
1.2で出したリストのキーワードに関連した言葉を調べてみて、
他によいキーワードがないかどうかを調べてみます。
Googleキーワードプランナー
https://adwords.google.co.jp/keywordplanner
というGoogleのツールが、無料で何回も使うことができてお薦めです。
関連キーワードを調べて更に対策するのに良さそうなキーワードを
対策キーワードの候補リストに追加しましょう。
■ステップ2:検索ボリュームをツールで調べる
候補のキーワードがある程度集まったら、
次に、それらのキーワードが、そもそも需要があるのか?
という所を調べます。
検索ボリュームとは、
キーワードが一体どれくらいの回数検索されているのか
というデータになります。
SEO対策をして、対策キーワードで上位表示したとしても、
そのキーワードがほとんど検索されていないキーワードだったら、
上位表示されても、ほとんどサイトを見てもらうことができません。
検索ボリュームは、先ほどご紹介した
「Googleキーワードプランナー」で調べることが可能です!
検索ボリュームを調べて、
あまりにも検索回数が少ない(少なすぎてデータが無いなど)キーワードは、
避けたほうがお薦めです。
■ステップ3:上位表示の難易度を推測する
このステップまで来ると、
・自社サービスの内容にあったキーワード
・需要のあるキーワード
のリストが出来ているかと思います。
ここからどのキーワードを選ぶかですが、
まず「上位表示できるのか」という
シビアな面も考慮に入れなくてはいけません。
キーワードを上位表示するための難易度は、
既に上位表示されている競合サイトを確認してみるとわかりやすいです。
上位表示されているサイト=検索エンジンが評価しているサイト
なので、それと同程度の内容があるサイトであれば、
互角に戦える可能性が高いと考えられます。
競合サイトと比べて、自社に足りていない部分が、
あまりにも多い場合は、
その差を埋めるための努力が必要になってきます。
そのため、自社サイトの規模に合わせてキーワードを選ぶのが大事です。
■ステップ4:サイトの内容とキーワードが合致しているかを確認する
最後は、サイトの内容とキーワードが、ちゃんと一致しているかどうか?
という所です。
キーワードと内容が噛み合っていないと、頑張っても
順位が中々上がらない、ということがSEOではよく起こります。
例えば家具の通販サイトで、
アンティーク家具を専門に取り扱っているホームページなのに、
「家具 通販」というキーワードで上げたい、という場合は、注意が必要です。
検索エンジンは、「アンティーク家具」と「家具」は別の単語として捉えるので、
全般的な「家具」についての情報が不足しているサイトの場合は、
「家具 通販」では順位が上がりづらいことが多いです。
そのため、キーワードと自社サイトの内容に整合性があるかどうか
という所も、キーワード選定のポイントとして考えることをオススメします!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上、いかがでしたか?
思ったよりメルマガも長くなってしまい、
キーワード選定は思ったよりも大変…と改めて実感しましたが、
見込み客の立場に立ってキーワードを考えると、
色々な発見や気付きもあるので、定期的に考えてみることをお薦めします!
ここまでお読み頂き、ありがとうございます。
来週は、制作担当よりお送りします!
– 長谷川美紀